出版社内容情報
『このミステリーがすごい! 2005年版』にて第3位にランクイン! 数学者にして幻の探偵小説作家・天城一の傑作作品集が、16年の時を経てついに文庫化。2005年度「第5回本格ミステリ大賞」(評論・研究部門)受賞作。
内容説明
『このミステリーがすごい!2005年版』第3位に選ばれ、第5回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞した「幻の探偵小説作家」天城一の初作品集、待望の文庫化!「密室犯罪学教程 実践編」「密室犯罪学教程 理論編」「毒草/摩耶の場合」の三部構成で、独自の密室論と、それに基づいて書かれた珠玉の密室トリック短編を収録。本格推理の精神を顕現した時代を超越する天城ミステリー、ここに再臨!
著者等紹介
天城一[アマギハジメ]
1919(大正8)年、東京生まれ。本名、中村正弘。東北帝国大学数学科卒。大阪教育大学名誉教授。1947(昭和22)年、「不思議の国の犯罪」(『宝石』)でデビュー。天城一名義での初の単著『天城一の密室犯罪学教程』(日本評論社)が『このミステリーがすごい!2005年版』(宝島社)第3位に選ばれるなど高く評価され、第5回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞した。2007年没
日下三蔵[クサカサンゾウ]
1968(昭和43)年、神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。出版社勤務を経て、現在ミステリー・SF評論家、アンソロジスト。編著『天城一の密室犯罪学教程』(日本評論社)で第5回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪紫
geshi
おうつき
マッちゃま
hnzwd