出版社内容情報
欠けたり、割れたりしてしまったけれども、思い入れがあって捨てられない……そ
んな器を蘇らせる「金継ぎ」。自分で仕上げることで愛着も一層わき、モノを大切
にする丁寧な暮らしには欠かせない! そんな金継ぎがはじめてでもうまくいく!基
本的な道具の紹介や初心者に判りやすい解説で金継ぎが実践できる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
愛玉子
25
近所の書店で売っていたので購入。同封のセットではヒビ割れしか修復出来ません。完全に割れたものは別に接着剤を買ってくっつけ、欠けた部分はエポキシパテか何かで埋めて直す必要があります。その後に、合成漆を金継ぎ風に塗る感じ。合成漆は一応安全とされてはいますが、直接口に触れる部分や、水気がある食べ物を入れるような使い方は避けた方が良さそう。私はすり鉢と海苔皿に使いたかったのでこれで良し。混ぜもの次第で接着剤にもパテにも塗料にもなり、食器に使っても何ら問題ない本漆って改めてすごいと思いつつ、使い切れないからなぁ…。2022/01/19
シフ子
3
2年前に買って読んで登録だけしていた本。この本に則って、人体に影響の少ない「シアノアクリレート系」なる強力接着剤を買い、割れた茶碗などを接着。しかし、ボンドでつけて金継しても食べ物には使いたくない…と葛藤し、断念。いま一念発起て再挑戦。縁が欠けているものだけに使ってみようと、別に買っておいたエポキシパテをようやく取り出して補修してみた。まだ寒いのせいか、パテを練るのがなかなか難しかったがとりあえずできた。乾いたら削って添付の材料を使って色を塗る予定。とても楽しみ。気に入った物を大事に長く使いたい。2023/03/05