出版社内容情報
「顔を洗うのをおやめなさい」「化粧品に頼るな!」など、従来の美容の常識を覆し、本当の美肌を引き出す美容術と、波乱万丈の人生から培った人生哲学が多くの女性の支持を集める佐伯チズさん。2020年3月に、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を公表し、現在も病気と闘いながら活動を続けるチズさんが、遺言として残していきたいメッセージを33の言葉で綴りました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
102
うちなるパワーを感じる人。人生は変えられるから諦めず、一緒に頑張っていきましょう。印象的な言葉は3つ。①人の足を引っ張らず、手を引く人になりなさい。②3マメのススメ。手マメはお客様に手紙を書くこと。足マメはフットワーク軽くどこでも動けて出掛けていくこと。口マメはお客様に定期的に連絡をとり、安心感を与えること。③皮脳同根、皮膚と腸は一体である。外側ばかりみがいてもきれいにはなれない。旬の物をたべ、内側からきれいになる。佐伯さんは2020年にALSを発症、ずっと最後まで諦めずキレイを体現した人。見習いたい。2023/07/20
美登利
84
テレビや雑誌でお見かけした事はあってもご著書は読んだことが無くて美肌法も全然知りませんでした。佐伯さんが最後に出された本のようですね。ALSになったことを公表してから3ヶ月ほどで亡くなられたとは。経歴なども載っていて、昔から美容のアドバイザーのお仕事をしてこられた人だと思ってましたが、定年まで会社員で在られたと知りびっくり。その才能からか嫉妬のような左遷人事を何回も経験し起こした会社の信用していた人物に裏切られたりと波乱万丈でした。それでもポジティブで勉強家で素晴らしい人だったのですね。2020/10/17
たまきら
29
まっすぐなお人柄が伝わってくるような文章が好きでした。いつもブレがなく、びっくりするほどわかりやすく、シンプルだけれどきちんとケアを持続することの大切さを説く姿勢も好きでした。発病のニュースからあまりたたないうちにお亡くなりになったと知り驚きましたが、きっと最愛の旦那様と一緒ににこにこされているのでしょう。素晴らしいロールモデルとして尊敬していました。本当にお疲れさまでした。2020/10/21
ちーちゃん
19
図書館で目があって♡字が大きく行間も多くて、あっという間に読了☆2020年6月ALS(筋萎縮性硬化症)で亡くなった美容家・佐伯チズさんの著書。これまでの波瀾万丈の人生をチズ語録として編集したもの。ALSは難病でまだ治療法が確立されていない。ご主人を早くに亡くし、絶望からボロボロになった自分の顔(肌)の再生から始まって女性を美しく幸せにするために貢献され…売上の１部をALSの基金に寄附する意思を遺して他界…最後まで諦めず生き抜いたチズさん。自ら病気を公表し「諦めません」と言ってた勇姿忘れられない☆素敵な方✨2021/07/02
yo-co★
2
最後まで自分の使命を全うした素晴らしい人生の先輩の、愛ある言葉たちが溢れていました。 夢は薬、って思って私も生きていきたいな。2020/08/31
