出版社内容情報
約10万種あるといわれる日本人の名字の誕生や普及、そのルーツについて「地域性」という観点から紹介する「名字事典」。
各都道府県に多い名字ランキング、各都道府県で源平~江戸期にその権勢を振るった武将の名前の由来と現状をレポートするご当地武将の名字、各都道府県出身の有名人の名前研究など、目から鱗の名字の秘密を紹介します。
内容説明
名字には自分のルーツとなる情報が隠されているため、自分の名字の源流をたどることは、形を変えた自分探しの一種とも言えるだろう。そして今、この名字に関して注目されているのが、地域ごとの名字の分布である。東日本では「佐藤」と「鈴木」の名字が多く、ほとんどの県ではこのどちらかが1位となっているが、西日本では「山本」と「田中」の2つが圧倒的に多くなっている。これはなぜなのか?地域の名字を知ることは、日本の歴史とその地域の歴史を知ることにもつながるのだ。
目次
第1部 都道府県別名字の秘密(名字の起源とは?;日本の名字TOP100;北海道・東北地方;関東地方;中部地方 ほか)
第2部 名字なんでもトリビア(佐藤と鈴木の名字が多いのはなぜか?;名字は8つの種類に分類できる?;日本の名字の多様性は世界的に見てどうなのか?;昔は勝手に名字を変えることができた?;どうして日本では漢字二文字の名字が多いのか? ほか)
著者等紹介
森岡浩[モリオカヒロシ]
1986年、早稲田大学政治経済学部卒業。以来、姓氏研究家として活動。現在は、テレビ・ラジオへの出演や、書籍・雑誌の執筆・監修を行う。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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