出版社内容情報
ITやAI化が進む現在、もっとも必要なのはそのテクノロジーを駆使する「教養」を身につけることです。本書は現代人にとって必須である世界三大宗教の中身をはじめ、日本人にとって知っておくべき仏教と日本の宗教の流れについて、宗教学者の著者がわかりやすい語り口で解説していきます。世界の宗教の歴史がざっくりわかるとともに、宗教戦争、殺戮の歴史、そしてそれぞれの宗教の死生観などを体系的に学ぶことができる一冊。
内容説明
宗教を語れずして、現代の複雑さは語れない!グローバル人材が多様性を理解するために最低限知っておくべきこと。
目次
はじめに―いま、なぜ世界の宗教を理解する必要があるのか
宗教はいつどのように始まったのか―宗教の起源
ユダヤ教はいかに生まれ、展開したか―一神教の源流
キリスト教はいかに生まれ、展開したか―大迫害から世界宗教へ
イスラム教はいかに生まれ、展開したか―血塗られたイメージの由来
イラン宗教とモンゴル帝国が果たした役割とは―東西宗教の出会い
輪廻からの解脱を説いたバラモン教とは―肉体からの救済を求めて
仏教はいかにして生まれ、展開したか―その成り立ちの謎
ヒンドゥー教はいかにして仏教を駆逐したか―インド宗教の展開
中国の諸宗教はどのように展開したか―民衆の宗教需要と仏教
ヒンドゥー教と仏教はアジア諸国にいかに伝播したか―東南アジアでの展開
日本では諸宗教はどのように展開したのか―混ざり合う神道と仏教
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年、東京都生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任し、現在は東京女子大学非常勤講師。現代における日本、世界の宗教現象を幅広くテーマとし、盛んに著述活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
ベランダ
金吾
A
しょこ