宝島ＳＵＧＯＩ文庫 キツネ目の男はいなかった 昭和１０大ミステリー新証言録

別冊宝島編集部【編】

宝島社（2020/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 240p／高さ 16cm
• 商品コード 9784299002648
• NDC分類 210.76
• Cコード C0136

出版社内容情報

グリコ・森永事件で犯人の一人として公表された「キツネ目の男」の似顔絵は、警察による“創作”だった――。昭和史を代表する未解決事件、重大事件の禁断の「新事実」を関係者たちが告白する証言集。狭山事件、三島由紀夫事件、三億円事件、あさま山荘事件、ロッキード事件など、10大事件のミステリーに迫る。

内容説明

高度成長とバブルの余韻を残して行き去った「黄金の昭和」。生き証人たちによって語られた、記憶に残る数々の事件の真実とサイド・ストーリーをここに収録。８０年代最大の未解決事件「グリコ・森永事件」。三億円事件「１０の犯人像」。国民的な関心を集めた「あさま山荘事件」の舞台裏、「イエスの方舟」事件と残された女性たちの数奇な人生ほか、歴史の波間に漂い続ける「玉手箱」の蓋が、いまここに開けられる。

目次

「少年Ｓ」「米軍関係者」「銀行員関与説」ほか　捜査記録と「証言」から検証する三億円事件「１０の犯人像」
自殺した「１９歳少年Ｓ」追跡の記録　三億円事件の最有力容疑者「少年Ｓ」のアリバイを唯一知るゲイボーイが「故郷に豪邸」の謎
「キツネ目の男」をめぐるミステリー　グリコ・森永事件「最重要参考人」宮崎学氏が語った「似顔絵」の最終真実
事件後に関係者が次々に「不審死」　部落差別を照射した昭和のミステリー「狭山事件」と関係者たちの「それから」
連合赤軍ｖｓ警察庁「最終決戦」　テレビ視聴率「史上最高記録」！週刊誌カメラマンが見た「あさま山荘事件」緊迫攻防
若き女性たちと「教祖」の奇妙な共同生活　「ハーレム教団」と糾弾された「千石イエス」の来歴と残された女性たちの「それから」
いまよみがえる戦後政治史の伝説　闇将軍「田中角栄」が山東昭子に語ったロッキード事件と「創政会」
「死はやはり不意にやってきました」　昭和の有名死刑囚５人が遺した「最後の言葉」
あの「大事件」の主人公たちはいま…　服役３１年で仮釈放された元・受刑者が語る「昭和の無期懲役囚」その素顔と肉声
卑劣な「言論テロ」とその犯人像　朝日新聞阪神支局襲撃事件「赤報隊」と疑われた男の告白
ドラフト史上最大のスキャンダル　球界を揺るがせた「空白の１日」事件と消えた「江川卓監督」
専門誌記者が目撃した「惨劇」の一部始終　プロレス界伝説のシュートマッチ「前田日明ｖｓアンドレ」緊迫の２６分

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ライアン]

こういうのはついつい読んじゃうね。宮崎学氏がキツネ目の男だといわれてたのは知らなかった

2020/04/18

[タカ]

NHKの未解決事件で特集されていた時に、キツネ目の男が捜査員の前を挑発的なトリッキーな動きをしていた再現VTRがあったが、嘘くさいと思っていた。やはり、宮崎学氏を逮捕するための似顔絵か。

2020/05/09

[入江・ろばーと]

宝島、最近この手の本多くない？内容も被ってるし……

2020/03/13

[太夢竜]

2022.6

[わかな]

おもしろかった 事件系が読みたかったので最後のスポーツのところはあんまり惹かれなかった

2020/02/13