出版社内容情報
セキュリティ技術およびセキュリティ対策の中軸ともいえるWebセキュリティの基礎を、「動くソースコード」と「実機演習(ハンズオン)」を通して体得する一冊です。単なる脆弱性の羅列ではなく、攻撃者がどのように考えてどのように脆弱性を突くのかを、安全なローカル環境で再現します。ポイントを絞って初歩の知識から丁寧に解説し、実機でのハッキング体験により深い理解が得られるよう構成しています。
ハンズオンでは、自分の手持ちのPC(Windows環境)でMicrosoft公式の機能「WSL」を使用してLinux(Ubuntu)を起動しWebサーバ(Apache)をたてたり、Dockerで演習環境を構築します。この体験も、入門者にとって有意義な深い学びとなることでしょう。
セキュリティの世界で名を馳せる株式会社Ikotas LabsのSATOKI(辻知希)氏によるコラムも必読! 脆弱性診断や物理ペネトレーションテストなどの現場のリアルや、「AI任せ」で防衛省CTFで完全優勝した話、セキュリティ業界のキャリア事情、映像作品のハッキング監修の裏話、世界最高峰のハッキング大会の実情や優勝記録など、興味深いトピックが満載です。
【目次】
■第1章 なぜ今、Webセキュリティなのか
1.1 技術的セキュリティ対策の全体像
1.2 本書が対象とする「Web」とは何か
1.3 なぜWebセキュリティが重要なのか?
1.4 情報処理安全確保支援士試験でも、Webセキュリティは「超・頻出」テーマ
1.5 AIがあれば、もうセキュリティの基礎やコードは学ばなくていい?
1.6 【注意点】悪用厳禁!
【SATOKI's Eye ①】セキュリティ業界に入るには?
■第2章 Webとコンピュータの基本
2.1 Webの基本用語
2.2 Webサーバとは
2.3 Webサーバを支える「OS」
2.4 便利なコンテナ機能「Docker」
【SATOKI's Eye ②】脆弱性診断ってどんな仕事?
■第3章 安全なハンズオン環境の作り方
3.1 安全なハンズオン環境に関して
3.2 パターン1:手動で一から構築する
3.3 WSL環境をリセットする方法
3.4 パターン2:Dockerを使って構築する
3.5 操作の違いや配布ファイル
3.6 CTFプレイヤーが利用する作業環境
3.6 【参考】Linux(Ubuntu)の基本操作
【SATOKI's Eye ③】物理ペネトレーションテストってどんな仕事?
■第4章 Webページを作ってみよう
4.1 静的なWebページを作る
4.2 【参考】Linuxエディタ(vi/Vim)の基本操作
4.3 動的なページを作る
4.4 ログイン画面とinput要素の仕組み
【SATOKI's Eye ④】セキュリティ業界の年収・キャリア事情
■第5章 Webを理解するための便利なツール紹介
5-1 Webセキュリティの学習に便利なツールについて
5-2 ブラウザ開発者ツール
5-3 「curl」コマンド
5-4 ローカルプロキシツール「Burp Suite」
5-5 【参考】Kali Linux
5-6 CTFのトッププレイヤーが愛用するツール
【SATOKI's Eye ⑤】CTFって何?
■第6章 HTTPの理解
6-1 HTTPプトロコルの基本
6-2 HTTPS
6-3 HTTPのリクエストとレスポンス
6-4 HTTPのメソッド
6-5 HTTPヘッダの詳細とセキュリティ148
6-6 セキュリティ対策で有効なHTTPレスポンスヘッダの詳細
6-7 Webサーバのログ
【SATOKI's Eye ⑥】防衛省CTFを、AIに30分で全部解かせた話



