出版社内容情報
近年、情シスの役割が大きく変化し、DXを求められるようになりました。
著者はこれまで情シスの立場からDXをサポートしてきましたが、情シスはデジタル技術に明るい一方、変革推進が苦手です。経営層と距離が遠く、経営戦略とDXを融合させるのは至難の業でした。
そこで「ボトムアップ」のアプローチをやめて「トップダウン」に変えたところ、事態はウソのように好転していきました。経営層を中心にDX戦略を練り込む。情シスをDX推進できる戦闘集団に変えていく。これらを試行錯誤することで、DX戦略の策定と推進の成功ポイントが見えてきました。
本書は現場の苦労や実際の失敗もふまえ、具体的なノウハウをお伝えします。
【目次】
はじめに
あなたの業界もデジタルで破壊される
自動車業界におけるデジタルディスラプション
淘汰の歴史
DX戦略こそ未来を切り拓く鍵
第1章 DX戦略こそ最強の経営戦略
DX戦略とは何か?
最近の経営戦略のトレンド
IT戦略とDX戦略の違い
経営戦略≒DX戦略
DX戦略で得られるもの
IT予算に紐づくIT年間計画
IT年間計画だけに依存することの落とし穴
中長期だからこそ、大きなDXを描ける
トップダウンだからこそ変革は進む
「受け身のIT部門」から「攻めのIT部門」へ
DX失敗の根本原因
ペーパーレス化のボトルネック
DXが進まないと嘆く経営者が一番生成AIを使っていない
ソフトバンク孫代表は、生成AIを使い倒している
DX戦略は誰がつくるべきなのか?
IT部門長が作るとどうなるか?
経営トップが作るとどうなるか?
二人三脚が現実解
第2章 DX戦略の策定
現状を把握する
現状把握が先か? ビジョンが先か?
内部環境と外部環境は、どちらを先に押さえるか?
最新のテクノロジートレンドを押さえる
デジタル社会における業界動向・経営環境を分析する
前期のDX戦略を振り返る
DXの現在地を可視化する
自社のシステム全体を可視化する
システム・アプリ一覧で棚卸しする
IT・システム課題を出し切る
IT部門長を当事者に変える
各部門の課題をヒアリングする
DX戦略を策定する
全員で戦略をつくるとどうなるか
少人数で戦略をつくるとどうなるか
戦略は密室で作られる
未来にどれだけ臨場感を持てるか(ビジョン)
ある経営者のビジョン策定プロセス
ビジョンでワクワクする未来を描く
デジタル技術こそがチェンジドライバーとなる
リソースは有限だからこそ戦略を立てる(戦略骨子)
ビジョンからバックキャストする
トップ自らが変革の旗を掲げる
戦略はトップの「熱量」と「言葉」で動き出す
DX施策を定義し、プロジェクトへつなげる
戦略を戦術に落とし込む(施策=プロジェクト)
リソースを加味して現実的な道筋をつける(ロードマップ)
財務数値は戦略ではなく目標(投資計画)
戦略実行とは、権限を行使すること(体制図)
戦略はトップ次第



