出版社内容情報
日本だからこそ実現した、他に類をみないアンモナイト本!
名前は知られている。けれど、本当の魅力はまだ広く知られていない―それがアンモナイト。
1万種を超える多様性を持ち、日本には世界的な化石産地が数多く存在します。
そんな“アンモナイト大国”である日本で、第一線の研究者14名に取材し、「あなたの推し標本」「あなたの推し話題」という2つの問いを投げかけました。
本書は、その回答をもとに、研究者たちがどうしても紹介したい標本や、語らずにいられない話題を詰め込んだ、他に類をみないアンモナイト本です。
標本は“種”ではなく“実物”にこだわり、同じ種でも異なる推しが登場。
話題も、教科書的な内容から最新研究まで、多彩に盛り込みました。
研究者たちの熱い想いとともに、妖しく美しいアンモナイトの世界を、初心者にも専門家にも楽しめる構成でお届けします。
【目次】
■第1章 輝くアンモナイト
標本No.01 メタプラセンチセラス・サブティリストリアタム
標本No.02 ヨコヤマオセラス・イシカワイ
標本No.03 プレウロセラス・サレブロサム
標本No.04 ユーパキディスカス・ハラダイ
標本No.05 ユーパキディスカス
Topic 01 アンモナイト化石の色は、生きていたときの色?
Topic 02 宝石となったアンモナイト
■第2章 最大、あるいは、唯一
標本No.06 パラプゾシア・P・セッペンラデンシス
標本No.07 バキュリテス・コタニイ
標本No.08 リビコセラス・アワジエンゼ
標本No.09 ダニュービテス・ナウマンニ
標本No.10 クリオセラティテス・アジアティカム
標本No.11 ニッポニテス・ミラビリス
標本No.12 ニッポニテス
標本No.13 ハイポツリリテス・コモタイ
Topic 03 巨大アンモナイトの卵が、生態系を支えていた?
Topic 04 バキュリテスは何を食べていたのか?
Topic 05 「生きている化石的なアンモナイト」も産する北海道
■第3章 美しき縫合線
標本No.14 スポラドセラス
標本No.15 ベロセラス
標本No.16 メドリコティア・インターメディア
標本No.17 セラタイテス・ノドサス
標本No.18 ウスリテス・カメロニ
標本No.19 フィロセラス
標本No.20 エペンゴノセラス
標本No.21 ニッポニテス・ミラビリス
標本No.22 ダメシテス・ダメシ
■第4章 生き様を語る
標本No.23 テトラゴニテス・ポペテンシス
標本No.24 プラビトセラス・シグモイダレ
標本No.25 パキディスカス類?
標本No.26 ラエボセラス・ハリ
標本No.27 デスモセラス・ラティドルサタム
標本No.28 ヨコヤマオセラス・イシカワイ
標本No.29 エゾイテス・プエルカルス
標本No.30 フリクチセラス・プラトゥラタム
標本No.31 オエコプチキウス・レフラクトゥス
標本No.32 プレウロセラス・ソラーレ
標本No.33 ハーポセラス・サーペンティナム
標本No.34 メヌイテス・ジャポニカス
標本No.35 サブプラニテス・リュエペリアヌス
標本No.36 ランブリカリア・インテスティナム
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