出版社内容情報
赤字を掘りながらも大きく成長していく――
スタートアップに欠かせないファイナンスの知識を最速で理解!
・赤字続きで未来は不確実……そんな会社の価値はどう決まるのか?
・「株は借入と違って返さなくていい」の落とし穴とは?
・IRR、資本政策、トラクション……知っておくべき共通言語とは?
・資金調達の新しい選択肢「ベンチャーデット」の活用法とは?
・上場すると、創業者はどのぐらいの資産が手に入るのか?
難しい概念がフルカラーの図解でやさしくわかる。
【目次】
■■はじめに
■■Part1 なぜ、ファイナンスは重要なのか
■001 ファイナンスとは何か?
■002 ファイナンスで重要な3つの軸
■003 ファイナンスの3分類
■004 なぜ、今ファイナンスが注目されるのか?
■005 会計は過去、ファイナンスは未来を扱う
■006 財務三表の基本「P/L(損益計算書)」
■007 財務三表の基本「B/S(貸借対照表)」
■008 財務三表の基本「C/S(キャッシュ・フロー計算書)」
■コラム 投資とは具体的に何か?
■■Part2 ファイナンスの基本用語
■009 資金調達の2つの種類「エクイティ」と「デット」
■010 なぜ、エクイティはデットよりも調達コストが高いのか?
■011 さまざまなファイナンスの類型
■012 キャッシュフローとは具体的に何を指すのか?
■013 現在と未来をつなぐ「割引現在価値」と「割引率」
■014 「企業価値」と「時価総額」は何が違う?
■015 企業価値を算定する「DCF法」
■016 DCF法の簡易版「マルチプル法」
■017 投資の良し悪しを判断する「NPV」と「IRR」
■018 投資家が最も重視する指標「ROE」
■019 人的資本経営にはファイナンスの視点が不可欠
■コラム 調達と投資は表裏一体
■■Part3 スタートアップファイナンスを取り巻く環境
■020 なぜ今、スタートアップなのか?
■021 スタートアップ成長の鍵はエコシステムにある
■022 ベンチャーキャピタル
■023 コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)
■024 エンジェル投資家
■025 金融機関
■026 CxO(CEO、COO、CFO、CTO、CMO、CHROなど)
■027 国・地方自治体によるスタートアップ支援
■コラム キャリアとしてのスタートアップ
■■Part4 スタートアップのファイナンス関連用語
■028 なぜ、スタートアップでも事業計画が必要か?
■029 投資家が求める情報をまとめる「ピッチ資料」
■030 数字で可視化・シミュレーションする「表計算ソフトでの収支計画」
■031 株式の希薄化をシミュレーションする「資本政策表」
■032 どんなシーンで事業計画を使うのか
■033 説得力のある市場規模を示す「TAM」「SAM」「SOM」
■034 市場に受け入れられる状態「プロダクトマーケットフィット(PMF)」
■035 成長の兆し「トラクション」
内容説明
リスクとリターン、現在と未来、利益とキャッシュ。スタートアップを成長させる必須知識を最速で理解!今は赤字で未来は不確実…そんな会社の価値はどう決まるのか?「株は借入と違って返さなくていい」の落とし穴とは?資金調達の新しい選択肢「ベンチャーデット」の活用法とは?
目次
1 なぜ、ファイナンスは重要なのか
2 ファイナンスの基本用語
3 スタートアップファイナンスを取り巻く環境
4 スタートアップのファイナンス関連用語
5 スタートアップのエクイティファイナンス
6 スタートアップのデットファイナンス
著者等紹介
村上茂久[ムラカミシゲヒサ]
株式会社ファインディールズ代表取締役。武蔵野大学アントレプレナーシップ学部客員教授。iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。早稲田大学エクステンションセンター講師。跡見学園女子大学兼任講師。経済学研究科の大学院(修士課程)を修了後、金融機関でストラクチャードファイナンス業務を中心に、証券化、不動産投資、不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務などに従事する。2018年9月よりGOB株式会社のCFOとして新規事業の開発および起業の支援なども手がける。2021年1月に財務コンサルティングなどを行う株式会社ファインディールズを創業
若林哲平[ワカバヤシテッペイ]
株式会社INQ代表取締役CEO。1980年東京都清瀬市生まれ、神奈川県相模原市出身。青山学院大学経営学部を卒業後、NPO法人職員などを経て、行政書士として独立開業。2018年にスタートアップの融資支援の株式会社INQを設立、代表取締役CEOに就任。デットファイナンスによる資金調達を累計1,200件超87億円以上支援。複数社の社外CFOのほか、東京都ASAC・NEXs TOKYOなどの自治体のアクセラレーションプログラムのメンターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。