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出版社内容情報
本書は、TypeScriptの入門書です。TypeScriptは、JavaScriptに静的型を追加したプログラミング言語です。TypeScriptの構文はJavaScriptの構文のほとんどをそのまま利用しており、ほとんどそのままJavaScriptに変換して実行するため、JavaScriptと同等のことができます。そして、静的型付けは、正しく動作し、しかも読みやすいプログラムを書くための助けになります。
現在、私たちは「TypeScriptこそがモダンJavaScript」という新たな時代に立ち会っています。Webの発展とともにさまざまなWeb技術がJavaScriptの上に構築されていき、JavaScriptの適用範囲も広がりつつあります。その中でTypeScriptは、JavaScriptの代替言語として、その存在感を示しています。
本書では、TypeScriptを「すべてのJavaScriptプロジェクトにとって導入する価値のある、JavaScriptの一方言」と位置付けています。この「方言」とは、ここでは「JavaScriptの知識を100%活かせるが、表面的にはJavaScriptとは少しだけ異なる言語」という意味です。TypeScriptとJavaScriptの適用範囲はほとんど一致するからです。JavaScriptプロジェクトの実装言語としてTypeScriptを採用することで、生産性が向上し、より安定したソフトウェア開発を行えるでしょう。
第1章では、TypeScriptについて概念的な話をしています。第2章では、TypeScriptコンパイラの基本的な使い方を紹介しています。第3章はES2015+について、主にTypeScript的な文脈から解説をしています。続く第4章、第5章ではTypeScriptの型システムについて基礎から応用まで解説し、第6章ではモジュールについて簡潔に触れます。
本書はすでにある程度JavaScriptに習熟したプログラマーを対象にしています。また、bashなどの基本的なコマンドラインインターフェイスや、gitとGitHubについても最低限の知識はあるものとします。最初から通読することを念頭に置いて章を立てていますが、TypeScriptの知識が少しある場合や、JavaScriptについて熟知している場合は、第4章と第5章を集中的に読むのでもよいでしょう。
内容説明
TypeScriptこそが現代のJavaScriptである。
目次
第1章 TypeScriptとは何か
第2章 TypeScriptコンパイラの基礎
第3章 ES2015+の基本構文
第4章 型演算の基本
第5章 高度な型演算
第6章 モジュールシステム
著者等紹介
藤吾郎[フジゴロウ]
ソフトウェアエンジニア。TypeScriptとRust好きが勢い余ってRustでTypeScriptインタプリタを書き始めました。二児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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