出版社内容情報
「サーバー故障やヒューマンエラーに備えるには?」
「アクセス数の増加時にパフォーマンスを保つには?」
「異常検知をして復旧するには?」
運用・管理における長く役立つ視点を、実践経験豊富なエンジニアがどのように動いているのかをふまえて解説。
本書では、MySQLサーバーの稼働状況の確認方法といった基礎知識を始め、アカウントの権限の評価順序や認証プラグインなど、運用管理者として知っておくべき知識をまず身につけます。そして、正規化プロセスの基本、CRUDを支える仕組み、ロックの仕組みといった、内部構造について理解を深めます。
そのあと、多くのクエリ実行計画を読み解くので、どのようにクエリを書き換え、どの順番でインデックスを使って処理をしてコストを最小にするのかといった、オプティマイザの考え方がわかるようになるでしょう。レプリケーション、バックアップとリストア、監視など、障害発生に対応するためのノウハウも詰め込みました。
現場で通用する知識の地固めをしたい方、より良い運用・管理のためのポイントを知りたい方におすすめの1冊です。
内容説明
正規化プロセス、CRUDを支える仕組み、オプティマイザの考え方など、「どのように動いているのか」をふまえて解説!
目次
第1章 運用を始める第一歩
第2章 ユーザー作成、管理
第3章 MySQLのデータ
第4章 ロックとクエリ実行計画
第5章 レプリケーション
第6章 バックアップとリストア
第7章 監視
Appendix Linuxへのインストール
著者等紹介
yoku0825[ヨクゼロハチニーゴー]
MySQLの魅力にとりつかれ、以来10年以上MySQLの運用に携わっている。ソースコードはsql/sql_yacc.yyから読む派。日本MySQLユーザ会副代表。とある企業のDBA
北川健太郎[キタガワケンタロウ]
LINEヤフー株式会社所属のデータベースエンジニア。担当はMySQLとOracle DatabaseとちょっとTiDB。好きなMySQLの機能はレプリケーションで、好きなOracleDatabaseの機能はログオントリガー
tom_bo[トンボ]
MySQL好きなソフトウェアエンジニア。MySQLの運用に5年以上携わり、サーバ/クライアントの通信プロトコル、バイナリログやRedoログをデコードして眺めるのが趣味。ソースコードはmysql_execute_command()を始点に調べることが多い
坂井恵[サカイケイ]
2002年頃にMySQLと出会う。MySQLの好きな機能はSpatial機能(GIS機能)。MySQLのしくみもさる事ながら、特にデータ構造やデータの流れに強い関心を持つ。ソースコードは、item_create.ccから。日本MySQLユーザ会副代表。有限会社アートライ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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