出版社内容情報
1剤で5兆円超…ファイザー社が創薬した新型コロナワクチン「コミナティ」の2022年の売上です。当たれば兆を超える巨大な利益を生み出す一方で、新薬の創出は1剤1千億円の費用と10年以上の研究開発期間がかかる、ハイリスク・ハイリターン事業です。本書では資本力のある世界のメガファーマとしのぎを削る日本の製薬会社やジェネリック医薬品メーカーの動静を、最新の情報を交えて解説します。また、患者に身近な存在である調剤薬局やドラッグストアなどの医薬品販売業も、国の制度や報酬が経営に大きな影響を与えることもあり、複雑で理解しにくいビジネスですが、本書を読めばしくみと最新動向がわかります。MSLやMR、PM、MSなど専門職の業務内容や薬剤師の仕事など、業界で働く人のキャリアについても学べます。
内容説明
製薬ビジネスの事業構造から組織と職種、卸・販売の業務、革新的な新薬開発手法まで業界の必須知識をまるごと理解!!業界志望者必携!
目次
第1章 医薬品業界の現状
第2章 国内外の大手製薬会社の歴史と動向
第3章 医薬品業界の組織と仕事
第4章 医薬品業界の法律と規制
第5章 新薬開発の流れ
第6章 医薬品の処方と適正使用
第7章 調剤薬局とドラッグストアの行く末
第8章 ビジネスの前提となる社会保障システム
第9章 革新的新薬開発に向けてのトレンド
第10章 医薬品業界の将来像
著者等紹介
松宮和成[マツミヤカズナリ]
医療広告代理店企画制作部エディターチーフ。慶應義塾大学卒。健康・福祉分野の出版社勤務後、高齢福祉の専門新聞の記者として勤務。2015年より医療広告代理店にて製薬会社の医師向け・患者向けの医薬品の情報提供資材・情報誌、疾患情報Webサイト、MR業務支援ツールなどの企画・制作業務を行う。2018年より現職。医薬と高齢福祉の両分野の知識とネットワークを生かして製薬会社の地域包括医療・ケア時代のMR活動の新規事業計画立案、マーケティングマニュアル作成にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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アマノサカホコ