出版社内容情報
近年の地球環境の変化や災害の多様化により、地球そのものの成り立ちに関心が高まっています。
世界自然遺産は、景観の美しさはさることながら、地形や地質、生物多様性など、地球がこれまで辿ってきた歴史を伝える貴重な場所でもあります。
本書では、46億年におよぶ地球が辿ってきた歴史から、重大な40のイベントを取り上げ、世界自然遺産に刻まれる地球の成り立ちを写真やイラストで解説。著者の古儀さんが実際に足を運び、調査した地球の奥深さ、魅力についてまとめた貴重な1冊です。
内容説明
地球の魅力を再発見!豊富な写真で見てナットク・知ってナットクの1冊!
目次
第1部 地球のいとなみ(プレートテクトニクス;大陸の衝突と分裂;生物の進化)
第2部 地球の歴史(先カンブリア時代;古生代;中生代;新生代)
著者等紹介
古儀君男[コギキミオ]
ジオサイエンス・ライター。1951年生まれ。元京都府立高等学校教諭。金沢大学大学院理学研究科修士課程修了。専攻は地質学、火山学。世界各地の自然遺産や地質の名所を訪ね歩き、地質や地震・火山などについての市民学習会を行うなど「地学」の普及に努める
竹内章[タケウチアキラ]
1950年生まれ。大阪市立大学大学院理研究科博士課程単位修得退学。理学博士(地質学)。有人潜水船「しんかい6500」を用いた深海底調査をはじめ、海陸の地殻変動と防災に関する調査研究に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
153
46億年におよぶ地球が辿ってきた歴史から,重大な40のイベントを取り上げ,世界自然遺産に刻まれる地球の成り立ちを写真やイラストで解説した本です。 重大イベント40となっていますが、個人的には生命の誕生に必要な水と酸素のツートップだと思います。 https://gihyo.jp/assets/files/book/2024/978-4-297-14053-3/9784297140533-01.pdf2024/05/09
erico
4
世界遺産の勉強がしたいと思って読んでみました。地球の成り立ちが時系列で書いてあってとても興味深かったです。地球は今までに5回も大絶滅を繰り返しているそうです。 それらは火山の噴火や隕石の衝突が原因だったみたいだけど、今の温暖化が進んだら、どうなるのか、かなり不安です。2024/09/22
naoto
2
面白かった。地球史、本当に興味深い。地質史も生物史も、両方楽しい。タモリさんがもっと若ければ、いろいろ世界の自然遺産的なところをブラブラしてもらいたいところだが…とりあえず、高校地学の本でも読もうかな。2025/02/07
竜玄葉潤
1
日本版でこの手の本は多いが、世界版だと貴重。行きたくなる箇所も多い(簡単にはいけないが)。図書館で借りたが、買った方が良かったかも。2024/08/04
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- 和書
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