出版社内容情報
マイクロサービスはその実装の複雑さから、アーキテクチャを変えるだけでなく、組織構成の見直しやCI/CDによるオートメーション、複雑なシステムをどう可視化するかなどが、その成功に不可欠であることが分かってきました。近年では、クラウドネイティブ/Kubernetesの適用により、マイクロサービス固有のフレームワークに依存することなく、より簡潔にマイクロサービスを実装できるようになり、再び注目されています。本書では、特定のマイクロサービスフレームワークに過度に依存することなく、Kubernetes上でマイクロサービスを設計・実装・運用するためのノウハウを解説します。
内容説明
マイクロサービスはその実装の複雑さから、アーキテクチャを変えるだけでなく、組織構成の見直しやCI/CDによるオートメーション、複雑なシステムをどう可視化するかなどが、その成功に不可欠であることが分かってきました。近年では、クラウドネイティブ/Kubernetesの適用により、マイクロサービス固有のフレームワークに依存することなく、より簡潔にマイクロサービスを実装できるようになり、再び注目されています。本書では、特定のマイクロサービスフレームワークに過度に依存することなく、Kubernetes上でマイクロサービスを設計・実装・運用するためのノウハウを解説します。
目次
概要編(マイクロサービス概論)
実践編(マイクロサービスの実装;サンプルアプリケーションへの非機能の実装;マイクロサービスにおけるデータ管理;マイクロサービスのテスト;マイクロサービスのためのCI/CD設計;マイクロサービスアプリケーションにおけるCI/CDの実装;発展的なCI/CD戦略;マイクロサービスの信頼性を支えるオブザーバビリティ)
発展編(マイクロサービスの実践プラクティス;マイクロサービスの今後)
著者等紹介
正野勇嗣[ショウノユウジ]
NTTデータグループ技術革新統括本部部長。2005年NTTデータ入社。ソフトウェア開発技術のR&D、官公庁や金融機関などの大規模開発プロジェクトの支援やトラブルシューティングなど多数の技術開発やプロジェクト開発を経験。グローバル戦略室における全社Technology投資戦略の立案経験を経て、現在はデータ&インテリジェンス技術領域の戦略推進に従事。2015年頃から、マイクロサービスの魅力にハマり、その世界観をより深く知るため、Kubernetesを中心としたクラウドネイティブ技術を中心にさまざまな活動を実施している
山田真也[ヤマダシンヤ]
NTTデータグループ技術革新統括本部課長。ソフトウェア開発技術や開発プロセスに関するR&D、公共・金融・法人分野での多岐案件のアーキテクチャ設計・開発支援を経験。2017年頃から、多数の案件へのマイクロサービス・クラウドネイティブやDevOps等の導入支援に従事。マイクロサービスやクラウド・コンテナの経験を通してKubernetesを中心としたクラウドネイティブ技術に興味を持ち、CKAの取得やKubernetesのエコシステムの調査・研究等を実施している
宇都宮雅彦[ウツノミヤマサヒコ]
NTTデータ金融戦略本部エグゼクティブITスペシャリスト。金融分野において、パブリッククラウドやクラウドネイティブ技術の導入支援に従事。2019年からRelationship Builder(全社の情報発信のロールモデル)を務め、クラウド・コンテナ技術の最新動向など金融分野のお客様に向けた講演実績多数。現在は金融機関で大規模コンテナプラットフォームとマイクロサービス開発のリードエンジニアを務めている
横井一輝[ヨコイカズキ]
NTTデータグループ技術革新統括本部主任。2019年のNTTデータ入社以来、システムのモダナイズ技術のR&Dに従事。金融系システムを中心にレガシーシステムの更改案件を経験。現在は、ソースコードを解析して事前にモダナイズのリスクを評価する手法を研究。モダナイズのアプローチとしてマイクロサービス移行に興味を持ち、マイクロサービスの関連技術を調査
岡本隆史[オカモトタカシ]
NTTデータグループ技術革新統括本部Technology Strategist。クラウド技術のスペシャリストとして、オブサーバビリティ/AIOps、FinOps、DevSecOpsなどのソリューションのグローバルレベルでの開発・普及展開、SRE・コンテナ技術などのトップエンジニア育成といった戦略立案のみでまったりするのを夢見ているが、現実は戦術実行も行っている。6冊の書籍執筆と、100記事以上の雑誌・Webメディアへの寄稿を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。