出版社内容情報
本書は、フリーランスの方をはじめとする個人事業主の方々、特に現時点で消費税の免税事業者の方を対象としています。事業者としてはじめて消費税に関わる中で、疑問に感じるであろう部分をできるだけわかりやすく平易な言葉で解説しています。また、マンガを入れて読みやすいように構成しています。
免税事業者のフリーランス等の個人事業主の方が、これから始まる消費税のインボイス制度に向けて、まずはその制度を理解した上で、消費税を納める課税事業者に変更するのか、それとも免税事業者のままでいるのかについての判断基準を解説します。そして、課税事業者になることを選択したのであれば、いつまでにどんな手続きが必要なのか、また課税事業者になった際に消費税の納税をできるだけ少なくするにはどんな方法があるのか、そのときの注意点は何か、についてお伝えしていきます。
また、インボイス制度に反対する声が上がる中、政府が令和5年度税制改正大綱の中で免税事業者に配慮した「激変緩和措置」と言われる2割特例を出してきました。現在のところ3年間だけの特例措置ですが、消費税の負担を抑えることができる特例ですので、この点の活用法もまとめて紹介します。
内容説明
令和5年度税制改正対応『負担軽減措置』も詳細解説!インボイスについて最低限知っておかなければいけないことをまとめました!
目次
1 いまさらだけど消費税はこんな仕組み
2 インボイス制度でこれまでとここが変わる
3 免税事業者を継続するかどうかの判断基準
4 適格請求書発行事業者になるために必要な手続き
5 消費税の計算方法は2種類ある
6 インボイス制度で経理実務のここが変わる
7 令和5年度税制改正でフリーランスの負担が激減
8 はじめての消費税の確定申告
9 8つの業種でケーススタディ
著者等紹介
服部英樹[ハットリヒデキ]
税理士法人服部会計事務所税理士・行政書士・1級FP技能士・CFP。明治大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。東京都内の公認会計士事務所勤務を経て独立。2003年服部英樹税理士事務所を開業。難解な税務や会計をわかりやすく話すことに定評があり都内の国立大学・県庁・各種業界団体・大手金融機関・大手商社・大手ハウスメーカー等からの講演依頼や研修講師等、これまでの講師実績は200を超える。また、国家資格の試験委員を10年務め、私立大学において公開講座の講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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