図解即戦力 エネルギー業界のしくみとビジネスがこれ１冊でしっかりわかる教科書

小山 堅【編著】/大森 嘉彦/橋本 裕/永富 悠/笹川 亜紀子/下郡 けい【著】

技術評論社（2023/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 240p／高さ 22cm
• 商品コード 9784297133061
• NDC分類 501.6
• Cコード C0034

出版社内容情報

エネルギー業界には大きく分けて石油、電力、ガスの3つの分野があります。本書ではこの主要3分野を中心に、エネルギーの基本から、業界の産業構造や事業内容、最新技術までを図解でわかりやすく解説しました。世界の最新動向も踏まえ、業界の将来と課題についても解説していますので、エネルギー業界への志望者だけでなく現場担当者にも役立つ一冊となっています。

内容説明

石油・電気・ガス・再生可能エネルギーからカーボンニュートラルに向けた新技術まで業界の必須知識をまるごと理解！！

目次

１　エネルギーの基礎知識
２　電力・石油・ガスの基礎知識
３　電力産業の構造
４　石油産業の構造
５　ガス産業の構造
６　エネルギーのグローバル動向
７　エネルギー業界の主要企業とステークホルダー
８　低炭素エネルギーと関連技術・システム
９　エネルギー業界の課題と展望

著者等紹介

小山堅［コヤマケン］
一般財団法人日本エネルギー経済研究所専務理事、首席研究員。１９８６年３月早稲田大学大学院経済学修士課程修了後、同年４月一般財団法人日本エネルギー経済研究所入所。２００１年６月ダンディ大学博士課程修了。２００７年６月から同研究所で理事となり戦略・産業ユニット総括を担当。その後、常務理事・首席研究員・戦略研究ユニット担任などを経て現職。その他、東京大学公共政策大学院客員教授、東京工業大学科学技術創成研究院特任教授としても活躍している。専門分野は国際石油・エネルギー情勢の分析、エネルギー安全保障問題

大森嘉彦［オオモリヨシヒコ］
一般財団法人日本エネルギー経済研究所理事、化石エネルギー・国際協力ユニット担任。１９８６年３月東北大学経済学部経済学科卒業後、石油会社（現ＥＮＥＯＳ）において同社（ＪＸエネルギー等）原油グループマネージャー、欧州現地法人社長、内閣府（政策参与）など主に原油・石油製品トレーディング、海外事業開発、政策渉外を担当。また２００３年３月に青山学院大学国際マネジメント研究科国際マネジメント科修了。２０２０年６月一般財団法人日本エネルギー経済研究所に入所、現職

橋本裕［ハシモトヒロシ］
一般財団法人日本エネルギー経済研究所化石エネルギー・国際協力ユニットガスグループマネージャー。１９８６年３月東京大学法学部卒業。同年４月東京ガス株式会社入社。２００６年６月より２０１０年３月まで、国際エネルギー機関勤務。２０１０年４月一般財団法人日本エネルギー経済研究所に入所。２０１９年７月より現職

永富悠［ナガトミユウ］
元一般財団法人日本エネルギー経済研究所電力・新エネルギーユニット電力グループ主任研究員。２００７年３月東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了後、同年４月一般財団法人日本エネルギー経済研究所入所。２０１６年３月から同研究所主任研究員。２０２０年３月筑波大学大学院博士課程修了。博士（工学）取得。２０２２年５月一般財団法人日本エネルギー経済研究所を退職。その他、学会誌編集委員、非常勤講師としても活躍している。専門分野はエネルギー需給及び電力システムに関するモデル分析、電力市場制度の分析

笹川亜紀子［ササカワアキコ］
一般財団法人日本エネルギー経済研究所電力・新エネルギーユニット再生可能エネルギーグループ主任研究員。２０１８年３月東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士（法学）。同年４月一般財団法人日本エネルギー経済研究所入所。専門分野は、国際行政、エネルギー政策

下郡けい［シモゴオリケイ］
一般財団法人日本エネルギー経済郭究所戦略研究ユニット国際情勢分析第１グループ主任研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[アマノサカホコ]

東大阪市図書館。エネルギー業界株探し。石油と電気とガス、そして未来に向けて再生可能エネルギーの活用には蓄電池の開発が急務と大まかな内容から製油所の生成工程とマニアックな所まで記載。登場した企業の銘柄コード5020,5019,5021,1605,8097,5017,9536,1662,9501,9503,9502,9506,9508,9504,9509,9507,9505,9511,1963,6366,7013,9104,9101,9107,8088,8306,6501,3402,3401,4188

2023/06/07

[conegi]

業界向けのようなタイトルだが、図解も多く割りと自分のような一般人にも分かりやすい。電気、石油、ガスの動向はなんとなくの理解はあったが、改めての理解が出来た。業界向けだけに、政治的、地政学的な観点もあるのは技術本とは違う点。 水素、メタンだけでなく、アンモニアも新エネルギーとしての期待があるのは発見だった。 化石燃料の依存が高い日本はどういった方向を目指すべきか。明確な答えはないが、明るい未来を期待したい。

2023/08/19

[Salsaru]

就活本は助かる。

2023/07/15

[黒とかげ]

もはやエネルギーは民間の会社というよりも、国家の問題だよなぁ。それだけ資源は儲かるんだろう。これからは商売ではなく、政治が資源を左右する。戦争するよりもよほど効率的だ。

2023/04/21

[かなぶん]

図解で概要がすっと頭に入ってきて良いです。取引の透明化のために、電力会社が事業ごとに会社分割されたことを理解しました。