出版社内容情報
地球の大陸はかつてどのような姿をしていたでしょうか。また、数億年後の地球や日本列島の姿はどのようになっているでしょうか。本書ではそのような地球の大きな謎を最新の研究と豊富な図から解き明かしていきます。現代では当たり前だと思っていることも変わっているような様々な地球の姿を紹介していきます。
内容説明
地球上の大陸や日本列島はどのようにして今の姿になったのか?マントル対流と最新のシミュレーションが解き明かす将来の地球の姿とは?
目次
第1章 プレート運動と「地殻変動」
第2章 大陸移動から見た地球の内部
第3章 大陸移動から見た地球の歴史
第4章 将来の大陸移動の予測
第5章 日本列島形成史、将来の日本列島
第6章 将来の地球の予測
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
わからないことを調べて明らかにすることで、さらにわからないことが生まれてくる。それは際限がないようだが、調べることで分かってくることもある。現在の学説は必ずしも正解ではなく、将来的には覆ることもある。しかし、誤りを恐れてわかっていることをただ繰り返しているだけでは進歩はない。未知を既知に変えていくことは困難を伴うものの充実した時間を与えてくれる。2023/08/30
きっしょう
2
能登半島で大きな地震が起きてしまい、改めて日本の災害の多さにため息が出る。地球科学や地球史に興味があり将来の地球に興味がある人、中高校生をターゲットにしているとのことだったが専門的な記述や計算式などが結構多くて理解するのは難しい。プレートやマグマの動きを考えるとなんと不安定なところで我々は生活しているのだろうと改めて思う。奇数ページにあるパラパラ漫画風の大陸移動画像がツボ。2024/01/22
たかぴ
2
私の今の知識では読んでもほぼ分かりませんでした。 ただ、マントルや流体による地球内部の温度変化のシミュレーションは現在ではここまで調べられる事がわかって面白かった。2023/05/03