出版社内容情報
社会の変容による影響は自治体病院をはじめとした地域医療の現場にも及んでおり、高齢化による社会保障費の圧迫や赤字経営となる病院の増加などの課題が多く発生しています。加えて、全国的な医師不足や高齢化社会後の医療需要の低下といった将来的懸念も生じており、医療体制は大きく変化しようとしています。
しかしながら、こうした問題を抱えてなお国家財政からの支出規模、先端技術の市場規模、労働従事者の数といった点で病院に関わる医療事業の規模は非常に大きなものであるといえます。独特な制度や慣習も多い業界ですが、本書でそのしくみと事業内容がわかります。
内容説明
知っておくべき社会情勢・政策から周辺事業・経営課題・展望まで業界の必須知識をまるごと理解!!
目次
第1章 病院業界を取り巻く現状と医療制度改革
第2章 病院と政策との関わり
第3章 病院の仕事と組織
第4章 医療保険のしくみ
第5章 病院が抱える慢性的問題
第6章 病院の質はどう守られている?
第7章 病院業界の経営
第8章 医療関連ビジネス
第9章 ITで変わる病院業界
第10章 先進医療で未来はどう変わる
著者等紹介
三森義夫[ミモリヨシオ]
医療・介護コンサルタントとして30余年の間、経営改善、新規事業戦略の立案に関わり、クリニック・病院・介護施設等の経営改善を手掛ける。医療の国際化のもと、経済産業省が推進する医療ツーリズム事業に参画、日本の優れた医療システムや医療機器の世界への認知、利用拡大に貢献、海外との国際医療交流により、わが国の医療および関連産業の市場拡大を目指す。近年は中東、中国、台湾、ASEAN諸国においてのコンサルティング活動も幅広く行っている。株式会社アンティエ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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