目次
第1部 コンピュータができるまで(コンピュータの世界への第一歩;コンピュータをコンピュータらしくしたプログラム内蔵方式)
第2部 コンピュータの基本となるビットの世界(ビットを単位として情報を表現する;ビットを単位として命令を表現する)
第3部 ハードウェアの世界(ビットを単位として処理する;入力だけで出力が決まる回路―組み合わせ回路 ほか)
第4部 ハードウェアの世界でビットコンタを実現する(ビットコンタのハードウェア構成と命令サイクル)
第5部 ビットコンタの上に構築するソフトウェアの世界(コンタの世界でプログラムを作る―ソフトウェアへの第一歩;コンピュータでの処理の手順を考える)
著者等紹介
馬場敬信[ババタカノブ]
1970年京都大学工学部数理工学科卒業。2013年宇都宮大学名誉教授。情報処理学会フェロー、電子情報通信学会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nbhd
13
コンピュータは0と1だけで動くとはよく聞くけれど、その実際はちっともわかんねえってことで読んでみた。なるほど、ちょっとわかったぞ。CPU、電子回路、機械語を3本軸にして、コンピュータのしくみを解説した本。電子回路部分は、やや難しめ。理解がすすんだのは、次のようなところだ。プログラム0001 0000 0000 0010だと、頭4桁の0001は「命令=読み込め」をあらわし、下12桁の末尾0010は「2進数で2」というデータを扱う 。で、この16桁は「数値2を読み込む」というプログラムになっている。理解前進だ2023/09/15