子どもたちの未来を創ったプログラミング教育―日本最初のプログラミング教育を受けた小学生たちは一世代後にどう育ったか、プログラミングが育てた思考・創造力

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子どもたちの未来を創ったプログラミング教育―日本最初のプログラミング教育を受けた小学生たちは一世代後にどう育ったか、プログラミングが育てた思考・創造力

  • 戸塚 滝登【編著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 技術評論社(2022/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784297128821
  • NDC分類 375
  • Cコード C3055

出版社内容情報

新学習指導要領によって小中高校でプログラミング教育が義務化されました。
しかし教育現場では本来の目的とされている子どもたちのアルゴリズム理解や理数能力の向上など、思考力や創造力を育てる授業とはほど遠いのが現状で、試行錯誤が続いています。
1970年代はじめ、パソコンの普及以前にアメリカのマサチューセッツ工科大学では世界最初の子ども用プログラミング言語『LOGO』が開発されていました。Scratchの母体となった言語です。そのLOGOを数少ない資料をもとに自作し、日本で最初に小学生にプログラミング教育を始めた小学校教師が著者の戸塚滝登氏です。戸塚氏は80年代初頭から20年間以上に渡ってプログラミング教育を実践しつづけ、日本の先駆者として知られています。
本書は、その教育を受けた子どもたちがどのようにプログラミングの授業を受け、その後どのように育ったのか、また、どのような職業についたのかを追跡調査した内容をまとめた書籍です。
身近な自然現象のおもしろさを探究するプログラミング理科、日常生活にひそむ算数や数学を探究するアルゴリズム算数など、戸塚氏は現在のプログラミング教育の源となった数々の教材と授業を開拓し、プログラミング授業によって生徒たちの探究心と好奇心を引き出し、思考力や創造力を育てました。その実践は新学習指導要領の中に姿を変えながら取り込まれています。
プログラミングによって養われる能力を子どもたちに身につけさせたいと望んでいる現場教師、自分の子どもにどのような教育を受けさせ、どうプログラミングと出会わせたらよいか悩んでいる保護者の方、そしてプログラミング教育の全体像を理解したいと望んでいる教育関係者と研究者の方にとって一助となる一冊です。

内容説明

30年、40年後を見据えた生きたプログラミング教育の神髄!プログラミングを学んだ小学生たちはどんな大人に成長したか?世界初!教え子追跡調査の全貌!

目次

第1章 30年後の宿題―教え子追跡調査プロジェクトのはじまり
第2章 最後のミッション
第3章 9つのプログラミングの物語―アルゴリズム算数・プログラミング理科
第4章 プログラミングに優れた子どもたちの謎
第5章 「小さな研究室」の発見―一斉授業との決別
第6章 論理の誕生―プログラミング教育が育むもの
第7章 プログラミング教育の根源1―元小学校教師の哲学者、ウィトゲンシュタインが考えたこと
第8章 プログラミング教育の根源2―プログラミング教育の父、パパートが考えたこと
第9章 学びをつれてくる「道具」―AIと子どもたちとの関わり
第10章 先生がくれた未来へのバトン

著者等紹介

戸塚滝登[トツカタキト]
1952年、富山県生まれ。富山大学理学部物理学科卒。1979年から2003年まで、富山県内の公立小学校で教諭を務める。70年代末よりプログラミング教育を実践、日本のプログラミング教育のパイオニアの1人。NHKこどもメディア研究会委員や東京学芸大学非常勤講師を経て、現在はサイエンスライターとして小学館「総合教育技術」誌などに連載多数。大の天文学ファンで天体観測と彗星探しが趣味(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いけだのどん

2
1980年代ごろにおそらく日本で初めて行われたプログラミングを使用した教育を受けた子供たちはその後どうなったのか。その追跡調査をしたものをまとめている。その実践は1990年代の著者による本で自分は大学生の時に読んでいた。その子らは今では30代から40代。当時の田舎からは出てきそうにもないような学歴や職業についていた子が多い。分校という小規模人数だからこそできた教育のようにも思えるが、「小さな研究室」というスペースを作って自由にやりたいことができた環境も作っている。一斉授業ではできないという。2023/04/28

Taka

1
自分は小学生の頃からC言語でプログラム書いてたので、プログラミングと自分は切っても切れない関係。なのであぁ言われてみればそんな側面あるわ、とか結構合点がいくところが多かった。ただ自分がCを書いてた頃は世の中はファミコンレベルのテクノロジーだから、グラフィックもアルゴリズムも大体自力で考えて全部作れて満足感とより深い探究心を持つことできた。今はテクノロジーが進みすぎてるしどこまで子どもが満足し、興味が深まるか課題な気がする。2023/02/11

skr-shower

1
追跡調査の必要性を感じました。ゆとり教育も検証して欲しいです…#教師のバトンはこういうのでやって欲しい。2022/09/02

だとじう

1
素晴らしい研究成果です。 プログラミング教育がなぜ必要なのか、何が大事なのか、実証しているからこそ、説得力があります。 そして第10章の「先生がくれた未来のバトン」 これこそ「#教師のバトン」です。 先生方、教員を志す方々と共有したい物語がありました。2022/08/05

たなか

0
プログラミング学習が子どもたちに与えるものとは?必修科目にも関わらず、習い事としての盛り上がりの方が強いのはなぜ?著者が40年前に始めたプログラミング教育は「小さな研究室」という、いわば習い事に近い小規模な授業。自分で研究テーマを見つけ、体を動かしながら取り組むからこそ、子どもたちに『創造性』『逆境力』『不思議感受性』を与えることができたようだ。本書はその授業を受けた子どもたちの追跡調査を記録したもの。他作品の引用や物語のような語り口が面白い。2023/12/29

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