出版社内容情報
UMLはオブジェクト指向技術を使ってシステムを設計する際に利用する図とその目的、及び記法を定めたものです。近年ではすっかり定着し、開発者同士の共通フォーマットとしての利用はもとより、システム開発の納品物に加えられるまでになってきました。本書はそんなUMLの全体像をイラストを使ってわかりやすく解説します。
内容説明
システム開発のモデリングの基本から、オブジェクト指向開発での活用方法まで、現場で役立つポイントをまるごと理解!!
目次
1章 UMLの基礎知識
2章 オブジェクト指向
3章 UMLの全体像
4章 UMLにおける構造図の基本文法
5章 UMLにおける振る舞い図の基本文法
6章 UMLにおける相互作用図の基本文法
7章 開発の標準化
8章 要件定義におけるUMLの作成
9章 設計におけるUMLの作成
10章 製造/試験におけるUMLの活用
Appendix
著者等紹介
尾崎惇史[オザキアツシ]
法政大学にて修士(情報科学)、早稲田大学にて博士(スポーツ科学)を取得。IT企業で音声認識エンジンの研究開発に携わる。その後、スポーツテック事業の会社を立ち上げ、センサとスマートフォンを連動させたAI・IoTシステムを開発。Javaプログラミング研修講師、UML研修講師を経て、現在は株式会社フルネスにてIT技術全般の教育に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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キウイ好き
0
オブジェクト指向を全く知らない人が読んでも難しいとは思うが前ページカラーで記載されており分かり易い。 初学者でも本書を読めば一通りUMLを読めるようにもなるし、UML図を描くツールも紹介されており描けるようにもなるかなとは思う。(私は復習兼ねて改めてUMLを理解するために読みました。初めて知る事もありました…) なお本書の後半は「スポーツ用品店のECサイトを拡張するときにUMLを使ってどのような設計図を描けば良いか?」というシステム改修の例が載っている。全く設計したことない人でもイメージは掴みやすいかと2023/04/20