出版社内容情報
LINE株式会社が主催するWebサービスのパフォーマンスチューニングコンテスト、ISUCON(Iikanjini Speed Up Contest)で技術を競い合ってきた著者がWebサービス高速化のための考え方とノウハウをわかりやすく解説。
本書では、お題となるWebサービスをひとつ用意して、手を動かしながら高速化手法を学んでいきます。Webサービスがどのくらいの負荷に耐えられるか、どのくらいの負荷で不具合が起こるかを検証し、不具合が起こる原因を突き止め、改善していきます。また、負荷に対応する方法だけでなく、負荷を発生させる方法(ベンチマーカーの作成方法)も紹介します。
本書を読んで、Webサービス高速化について理解を深め、性能を向上させましょう。
内容説明
サーバー・インフラの性能改善をして軽快で落ちないWebサービス・アプリケーションをつくる。ISUCON(Iikanjini Speed Up Contest)を攻略する知識と技術を鍛える。実務にも必須のテクニック満載!
目次
1 チューニングの基礎知識
2 モニタリング
3 基礎的な負荷試験
4 シナリオを持った負荷試験
5 データベースのチューニング
6 リバースプロキシの利用
7 キャッシュの活用
8 押さえておきたい高速化手法
9 OSの基礎知識とチューニング
付録
著者等紹介
藤原俊一郎[フジワラシュンイチロウ]
2011年より面白法人カヤック。SREチーム所属。ISUCON優勝4回、出題3回。最近の趣味はマネージドサービスの隙間を埋める隙間家具のようなツールを作ってOSSにすること
馬場俊彰[ババトシアキ]
株式会社X‐Tech5取締役CTO、株式会社iCARE技術顧問。ISUCON第一回にプロジェクターを持ち込んで参加しSELinux=Enforcingで入賞。本選に進出したり、遠巻きに運営の手伝いをしたりしている
中西建登[ナカニシケント]
株式会社サイバーエージェント2019年新卒入社。CloudMakerとしてプライベートクラウドの開発運用に従事。ISUCON8にて史上初の学生総合優勝、ISUCON10にて史上初のプライベートクラウドチームによるインフラ提供を主導
長野雅広[ナガノマサヒロ]
さくらインターネット株式会社所属。ミクシィ、livedoor、LINE、メルカリでWebサービスの運用に携わり2021年より現職。ISUCON1、ISUCON2、ISUCON9予選で問題作成。参加者として優勝も予選落ちも経験
金子達哉[カネコタツヤ]
株式会社PR TIMES開発本部長CTO。ピクシブ・メルカリを経て現職。ISUCON9予選・ISUCON6本選出題。ISUCON9予選では問題・ベンチマーカーを実装。高速なWebサービスの作り方に関する情報やISUCONのベンチマーカーに関する資料を複数公開している
草野翔[クサノショウ]
宇宙海賊合同会社代表、株式会社ハンマーキットCTO、株式会社Tech Consiglie CTO、プロモータル株式会社相談役、IP Tech特許業務法人技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kenryo
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