出版社内容情報
ゼロトラストは、これまでの情報セキュリティにおける外部と内部の境界を防御するという概念ではなく、「接続されるモノには完全に信頼できるものはない」ということを前提としており、何かのツールやサービスを導入して実現するものではありません。リモートワークのように外部から企業内ネットワークに接続するような状況が多くなった昨今、さらに注目を集めています。
本書は、セキュリティエンジニアのみならず、CTO、システム部門長、アーキテクト、インフラエンジニアといったシステム環境全体の構想検討や、実際に製品を選定/導入/展開を担当するすべての方々を対象に、企業におけるシステム環境全体のセキュリティアーキテクチャと、ゼロトラストの導入/展開に重点を置いて解説しています。
内容説明
本書は、ゼロトラストについての理解を深め、実際に企業システム環境にゼロトラストのコンセプトを取り入れて、変革していくための方法を学んでいただくことを目的として書かれています。個別のセキュリティソリューションのみに焦点をあてていません。企業の業務や働き方のあるべき姿には各々の企業で特徴があり、またこれまで積み重ねてきたシステム構成も企業ごとに異なります。各企業がゼロトラストを取り入れた将来のシステム構成を策定し、移行していく旅路の旅行ガイド。
目次
第1章 ゼロトラストが求められる理由
第2章 ゼロトラストの生い立ちと背景にある脅威を紐解く
第3章 ゼロトラストのアーキテクチャ
第4章 ゼロトラストを構成する技術要素
第5章 ゼロトラストを導入する流れ
第6章 ゼロトラストのサービス選定と展開の検討
Appendix ゼロトラストモデルに活用される主要サービスの一覧
感想・レビュー
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