出版社内容情報
住み慣れた家での幸せな時間。そんな時間をたくさん過ごせるようにお手伝いするのが、在宅医療です。自宅で過ごせればそれは良いに決まっているけれど、「そもそも医療的にどこまでできるの?」「ケアする家族の負担はどの程度なの?」「急に容態が変化したらどうするの?」「おひとり様でも最期まで自宅で過ごせるの?」など、在宅医療では、医療面だけでなく、介護・生活面での不安も尽きません。でも、大丈夫です。
本書は、東京都世田谷区で長年在宅医療を行ってきた桜新町アーバンクリニックが、培ってきた豊富な知見をもとに、「その人らしい生き方」に寄り添い、ケアされる人とケアする人双方の「自宅でのよりよい暮らし」をサポートするためのアイディアやヒント、ノウハウなどをお伝えします。在宅医療の始め方から、気になるお金の話、看取りまでをコンパクトに凝縮してまとめています。
内容説明
基礎知識から家族支援、グリーフケアまで。写真とイラストで直感的にわかる。事例が多くイメージしやすい。
目次
1 在宅医療とは(なぜ在宅医療なの?;病院医療とどう違う? ほか)
2 在宅医療を始める前に知っておきたいこと(在宅医療の歴史と課題;在宅医療のサービス ほか)
3 在宅医療のリアル(4つの事例と1つのリハビリ例;ケース1 がん末期 ほか)
4 在宅医療の多様なサービス(訪問診療;訪問看護 ほか)
5 よりよい在宅医療を継続していくには(本人の意思を尊重する;在宅医療の環境を整える:家族支援 ほか)
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