出版社内容情報
業界研究は消費財の企業に目が向きがちですが、上流となる産業財に視野を広げると隠れた超優良企業が数多くあります。BtoBの産業財の視点から、その業界成長の鍵となる「製品」や「基礎・先端技術」を理解でき、それを握る企業を関連付けて研究できます。就活・転職・取引・投資のために業界の動向を知りたい人に、IRデータだけではわからない有望企業が見えてきます。2013年初版でジャンル唯一の本が、待望のアップデートです。
内容説明
日本の産業を支える336の産業材から、51の業界、のべ699の企業が見えてくる!!
目次
第1部 原料・素材(鉄鋼―鋼板、帯鋼、軌条、高張力鋼など;非鉄金属―銅板条、アルミ線材、圧延銅箔など;化学(基礎・石油化学)―SBラテックス、ABS樹脂、PET樹脂など ほか)
第2部 部品・資材(自動車部品(車体・内装・電装)―バンパービーム、エアバッグなど
自動車部品(エンジン・駆動・制御)―トランスミッション、エンジン、クラッチなど
電子部品(能動)―DRAM、CPU、フラッシュメモリなど ほか)
第3部 機械・設備(医療機器・器具―心臓ペースメーカー、心電計、保育器など;ネットワーク・通信機器―ブロードバンドルーター、スイッチングハブなど;FA制御・計測機器―オシロスコープ、圧力センサー、PLCなど ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらーく
3
技術評論社ならではですな。業界地図だと日経や東洋経済だけど、産業に絞ったところは良いですね。 他国はどうなのだろうな。少し気になる。アメリカ、ドイツ、中国でこういう図鑑を作ったらどうなるのだろう。 本当に日本は原材料から部品、完成品まで幅広い。しかも、製造機械、検査機器も国内企業があるし。国民の数が多い事、四方を海で隔てられている事もあったのだろうけど、どうしてここまで何でも自国でやっているのだろうね。普通?だと、得手不得手で産業に特徴が出てくるのだろうけどね。 業界別なのに、利益が突出している企業。。。2022/02/05
Go Extreme
3
原料・素材:鉄鋼―鋼板、帯鋼、軌条、高張力鋼など 非鉄金属―銅板条、アルミ線材、圧延銅箔 化学(基礎・石油化学)―SBラテックス、ABS樹脂、PET樹脂 部品・資材:自動車部品―バンパービーム、エアバッグ 自動車部品(エンジン・駆動・制御)―トランスミッション、エンジン、クラッチ 電子部品―DRAM、CPU、フラッシュメモリ 機械・設備:医療機器・器具―心臓ペースメーカー、心電計 ネットワーク・通信機器―ブロードバンドルーター、スイッチングハブ FA制御・計測機器―オシロスコープ、圧力センサー、PLC2021/11/03
hase45
3
★★★☆☆ 各産業ごとに業界でのプレーヤーの位置づけが整理されていて分かりやすい。BtoBの企業についての情報が充実しているのも良い点。2021/10/17
ゼロ投資大学
1
産業で使われる原材料や我々の生活に密接に関係するインフラ事業の全体像を理解することができる。関連企業も掲載されているので、投資にも役立てられるだろう。2024/03/09
Satochan
0
業界地図は数あれど、産業機械や部品の図鑑は珍しい。フォトマスクとかワイヤーハーネスとか、なるほどこういうものかとよくわかる。半導体製造装置のように、ただ大きな箱型機械にしか見えないものもあるが、スケール感だけはわかる。たまに眺めるのも面白い。2024/03/02