出版社内容情報
人間の体に存在する、誰もが知っているメジャーな細胞から超マイナーな細胞までを紹介する、ちょっとかわったヒトの細胞図鑑です。
私たちヒトのからだは、細胞の集まってできています。
卵子と精子が合体してできた1個の受精卵が、細胞分裂を何度も何度もおこない、37~38兆個の細胞の社会をつくりあげた姿が、私たちヒトのからだなのです。
私たちのからだは、細胞がただ集まったような単純なものではありません。
個性あるさまざまな細胞が、それぞれの役目を担い、協力し合いながら、一つの社会をつくっています。
そんな細胞たちを、この図鑑ではできるだけ多く紹介することにしました。
「私たちの体にはどんな細胞があるの?」
「いったいどんな役目を担っているの?」
細胞のかたちや役目をひもときながら、豊富なイラストと美しい電顕写真を交えつつ、わかりやすく解説しました。
この図鑑で、私たちのからだの神秘に少しでも気づいてくれて、興味をもってくれる人が出たら、それはとてもうれしいことです。
そんな願いを込めて、この図鑑を皆さまにお贈りします。
内容説明
細胞の精巧なイラストと迫力の電顕写真が美しい!ここでしか見られないもの満載。細胞が「どこ」で「なに」をしているのかがよく分かる紙面構成。親しみやすいイラストで、細胞のはたらきがよく分かる。細胞を身近に感じられる楽しい実験も。調べ&体験学習に最適!
目次
1章 細胞ってなんだ?(細胞は体の小さな工場だ;細胞がある、それが生き物のあかしなんだ;細胞ってなんだろう?;細胞はどうやって増えるの?;細胞はどのように死ぬの? ほか)
2章 細胞図鑑(表面をおおう細胞;運動を専門とする細胞;硬い構造をつくり出す細胞;いろいろな物質をつくり出す細胞;吸収を専門とする細胞 ほか)
著者等紹介
牛木辰男[ウシキタツオ]
新潟県生まれ。新潟大学医学部卒業。医学博士。専門は解剖学。特に電子顕微鏡や走査プローブ顕微鏡を用いた細胞・組織の構造解析の研究を行っている。1995年より新潟大学教授。現在、新潟大学長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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