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出版社内容情報
【「こうしてほしい」を鵜呑みにするから失敗する】
ユーザーが今、どんな商品やサービスを望んでいるのか。
その答えは、ユーザーの発言からは出てきません。
なぜならその答えは、ユーザーが意識していなかったり、言葉にできなかったりする「心の声」に真摯に耳を傾けた末に、自分でつかみ取るものだからです。
ユーザー調査は、そうやってユーザーから「ヒント」をもらうための手法のひとつです。
しかし、いざ調査しようとしても、さまざまな問題が立ち起こります。
・手法を選ぶところでもめてしまう
・「なんかちがう……」って感じの人が来ちゃった
・ユーザーがぜんぜんしゃべってくれない
といった現場でのすったもんだ。それに加えて、人間の認知の歪みも邪魔をしてきます。
本書は認知科学に基づき、ユーザー調査に潜むさまざまな落とし穴とその対策から、質の高い調査を実現する方法を解き明かします。
「ユーザー調査をはじめたい」「現場で困っている」「質を高めたい」、すべての方へ。
200件を超えるプロジェクト、のべ1
内容説明
「こうしてほしい」を鵜呑みにするから失敗する。200件を超えるプロジェクト、1400ユーザーとの対話でわかった!
目次
第1章 計画を練る―目的設定と手法選びの落とし穴(目的が予算消化じゃダメなの? 目的設定その1;ただ「やりたい」だけでは先へ進めない 目的設定その2 ほか)
第2章 ユーザーを集める―リクルーティングの落とし穴(ユーザーを集めるのに2週間もかかるの? 段取りその1;「まず5人」ですよね? 段取りその2 ほか)
第3章 本番に備える―おざなりな準備の先にある落とし穴(「教えてください」と言ったら怒鳴られる 予習;事前にガイドを共有してもらえず青ざめる リサーチガイドづくりその1 ほか)
第4章 ユーザーと向き合う―いざ本番!セッション中の落とし穴(早口でまくし立てて、結局余分に時間を食う 心構えその1;エライ人がいっぱい観察に来て緊張マックス 心構えその2 ほか)
第5章 データを読み込む―すべてを台無しにする分析と解釈の落とし穴(生データに戻れるようにしておかずに地獄を見る データの整理その1;印象的なデータが頭にこびりついて離れなくなる データの整理その2 ほか)
著者等紹介
奥泉直子[オクイズミナオコ]
ものづくりの上流で人びとのニーズを探るユーザー調査の専門家。フリーランス歴17年。業界や国内外を問わず、さまざまな商品やサービスの開発や改善を目指すプロジェクトに従事する。また、人間の認知特性を踏まえて調査に臨むことの意義とそのためのノウハウを伝える講義やセミナーの講師を務め、後輩の育成と指導にも積極的に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Танечка (たーにゃ)
帯長襷
Riko
茶屋博紀
ǝsnɹɐu