内容説明
音声によるユーザーエクスペリエンスを最適化するための道筋。
目次
音声、会話とはそもそも何であるのか?人は正確に質問できないという課題
音声/会話サービスにおける、話題の種別
音声/会話サービスにおけるキャラクター設定の考え方
声によるおもてなし、ホスピタリティ、信頼の作り方
命令ではなく、会話としてやりとりする方法、原則、デザインパターン
Voice UIとして守るべきUX
対話の設計、会話デザインの仕方、台本の書き方
会話サービスを考えるときに役立つツール、マインドマップの活用法
さまざまな環境で活用されるVUI
音声/会話サービスの試作、テストの考え方
毎日使うサービスにするため、ハマるための工夫
人に寄り添う「弱いAI」という考え方、音声サービスの未来
著者等紹介
安藤幸央[アンドウユキオ]
北海道札幌生まれ。VUI、音声サービスのUX、音声デザインなどに関して、講演多数。UXデザイナー・デザインスプリントマスター・Google Developer Expert(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Танечка (たーにゃ)
1
2021年刊。とてもエキサイティング。ソフトウェアを音声(話し言葉)で操作するためのUIの操作性(UX)を如何に設計するかの話。ほとんどの人間は小説やドラマのような「理想的」な会話をしていない。直前に言った/言われた内容を思い出せなかったり、よい言葉が思いつかなかったり、言いよどんだり、省略したり。本書は、そういった人間の喋りの特性を考察することから始まる。大学の言語学や心理学でやった話題が多々あり、学問と実務が連続している感じがあった。生成AIが出てきた今、音声UX設計はどうなっているんだろう?2025/03/17
Go Extreme
1
音声、会話とは:グライスの協調に関する4つの原則 できること・できないこと VUI 音声に関する短期・長期記憶 言葉=太古からコミュニケーション手段 知らないこと→質問できず 音声/会話サービスにおける話題の種別 キャラクター設定 声によるおもてなし 命令ではなく会話としてやりとり Voice UIとして守るべきUX 対話の設計・会話デザインの仕方・台本の書き方 会議サービスを考えるときに役立つツール・マインドマップ活用法 さまざまな環境で活用されるVUI ハマるための工夫 弱いAI・音声サービスの未来2021/02/26