内容説明
商社ビジネスの基本常識から次世代を担う新ビジネスまで業界の必須知識をまるごと理解!!
目次
1 商社業界の最新動向
2 商社の変遷
3 日本の7大総合商社
4 分野に特化した専門商社
5 商社の組織構造
6 商社マンの採用・待遇・キャリアパス
7 商社の利益を生み出す8つの機能
8 商社が展開するビジネスモデル事業例
9 商社が手掛ける新ビジネス
10 商社業界の行方
著者等紹介
治良博史[ハルナガヒロシ]
1953年生まれ。大阪府出身。1976年に一橋大学社会学部卒業後、住友商事に勤務。運輸保険、産業機械の輸出業務、情報電機システム事業、ネットワークシステム事業、映像メディア事業などさまざまな分野の業務に従事し、2004年以降は情報電機システム部長、ネットワークシステム部長、映像メディア事業部長などを歴任。2010年からは海外事業推進センター長、2015年からは一般社団法人・全国携帯電話販売代理店協会の理事・事務局長を務める。2007年以降は一橋大学で如水会寄付講座「商社ゼミ」講師を務め、現在は同大学大学院経営管理研究科の非常勤講師として後進の育成に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこ焼き
6
専門商社は主に鉄鋼、機械、化学品、エネルギー、繊維、食品の6つになる。専門商社はトレードビジネスが主。運搬時に発生する手続きやリスク引受、その分野に特化した知識や経験、ファイナンスを活かして顧客単体ではできないような付加価値が高い状態で調達、納品をすることが存在意義。新規ビジネスはそのビジネス周辺の知識が深いことによって生まれるものであり、単に机上のイマジネーションではうまくいくものではない。2024/03/01
yyhhyy
3
所謂業界本。自分が明るくないので十分なのか不十分なのかはわからない2024/11/24
たらちゃん
2
大きな商売に一人一人は粒々で、その一粒一粒が絶対に大切。小商いはまた違う面白さ。2024/12/21
さーふアザラシ
2
昔の発展経済の時はメーカーの素材、製品の販売だった。今は商社は様々な企業のホールディング会社になっている。商社どうしの協業もある。工業団地の手配、運営からエネルギー、IT様々な事業がある。4h★52022/07/16
wang
1
商社は単に外国から商品を買ってきて日本で販売しているだけではない。確かにそこが原点ではあるが、通関手続きや物流の手配、何がどこにあるのか安定供給するための契約はどうするのか。商取引だけでも多岐に渡る。現代の総合商社はそれだけではない。情報調査、市場開拓、事業経営、リスクマネジメント、金融、プロジェクトマネジメント等々。どういう事業をやっているのか五大商社を中心に専門商社なども交えて説明。情報がほぼ各社のホームページをまとめただけの表面的。就活生向けということで具体的なビジネス実態には迫れていないのが残念。2021/12/03