出版社内容情報
「開発側は効率化されてきたのに、テストはいつも炎上ばかり」
「テストの数は増える一方なのに、コストを減らせと言われる」
「やっと自動テストを導入できたけど、逆に工数が増えている気がする」
開発技術の進化とともにテスト技術も着実に進化しているなか、テスト現場ではなぜこんな問題が絶えないのでしょうか? それは、自動テストに関する知識と設計方法を正しく知らないからだと言えるでしょう。
本書は、自動テストの基礎知識、設計・プロセスに焦点を当て、どのように進めればリスクを抑えながらコスト削減を実現できるかまとめた自動テストの教科書です。テスト会社のエンジニアとして数々の現場で自動テストを成功させてきた著者が、現場のさまざまな失敗例を交えながら、成功する設計ノウハウを伝授します。
テストに関わるすべてのエンジニア必携の1冊です。
内容説明
計画、設計、実施、振り返り。現役テストエンジニアが自動化を成功させる4つのプロセスを伝授!自動テストの設計・プロセスに焦点を当て、どのように進めればリスクを抑え、工数を削減できるか説明。自動テストの現場の失敗例を挙げ、その問題点を通して、より自動化プロセスの理解を深める。
目次
第1章 ソフトウェアテストとテストの課題を知る(ソフトウェアテストの現状と課題;テストの種類を押さえる ほか)
第2章 自動テストの正しい知識を身につける(自動テストとは;自動テストに必要な3つの技術 ほか)
第3章 自動化を成功させるための4つのプロセス(計画;設計 ほか)
第4章 データ駆動型テストの自動化を実践する(データ駆動型テストの自動化の全体像;テストを計画する ほか)
第5章 順次実行型テストの自動化を実践する(順次実行型テストの自動化の全体像;テストを計画する ほか)
著者等紹介
林尚平[ハヤシショウヘイ]
1979年生まれ、兵庫県出身、41歳。大学院卒業後、システムエンジニアとして業務系システムの開発に従事し、その後にテストエンジニアに転向、現在もテストエンジニアとして自動テストを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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