出版社内容情報
システム開発; 受注; 上流工程; IT研修; ベンダー; SE
内容説明
豊富な図解と丁寧な解説で、知識0でもわかりやすい!ITシステム開発で必須のスキルを徹底解説!ベンダー企業のエンジニアから関連部門のビジネスパーソンまで現場の必須知識をまるごと理解!!
目次
1章 要件定義の基礎知識
2章 要件定義の下調べ・段取りフェーズ
3章 業務要求の分析・定義フェーズ
4章 機能要求の分析・定義フェーズ
5章 非機能要求の分析・定義フェーズ
6章 要件定義の合意と承認・維持フェーズ
著者等紹介
上村有子[ウエムラユウコ]
エディフィストラーニング株式会社で人材育成に従事。専門領域は、BA(Business Analysis)、BI(Business Intelligence)。現職で、役立ちそうなスキルや方法論を情報収集しSEへの普及に努めている。CBAP、PMPなどの資格保有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらさき
11
要件定義の教科書と行っている通り、初心者がざっくり要素を確認するのに丁度いい。 上流をやっていなくても、読んでおくとプロジェクトの見通しがつきやすいかも。 自分は要件定義をやって合意を取りながらというより、対話しながら要求をクイックに実現する事が多かったけど、要求を擦り合わせるときにも活用できそうだなと感じた。 実際にやろうとするともうちょっと方法論が必要そう。 はじめの一冊としては結構よいのではないだろうか?2023/08/20
サンセット
5
ユーザーは問題を明文化できないことがあり、ベンダーが掘り起こして要件定義をリードすると、作業の流れも制御しやすくなる。準委任契約は完成(成果物納品)の義務はないが、請負契約では完成の義務がある。後々の衝突回避のために、やることの優先順位、作業の開始・終了判定、関係者の合意・承認などを確認する。要件定義の内容は膨大になりがちで、後でまとめて合否判断は難しいので、会議の度に合意を積み上げるようにする。ユーザーの目標は、ベンダーの理解が不十分だと、役に立たないシステムを作る可能性がある。2024/06/26
キ♡リン☆か
5
さらっと流し読みました。要件定義の基本概念から始まり、ステークホルダーのニーズを正確に把握し、明確にするプロセスが詳述されています。図や事例を豊富に使って解説されており、実務経験の少ない初心者でも理解しやすい内容です。また、トラブルシューティングや成功事例も紹介されており、実際のプロジェクトでの応用が可能です。ニーズと問題の分析は本当に大事ですよ。特にボトルネックになっているところがどこか?ってのをしっかり探っていかないといけないなと思いました。2024/06/25
安藤スミス
3
再勉強のために適当に見繕い。基本的なことはしっかり書いてあると思う。 CRUD表は新しく勉強になった。
愛楊
2
図解即戦力シリーズ。機能要件・非機能要件、社内での承認プロセスや地球環境への配慮等について、図やテンプレートを用いて説明する。ビジネスアナリシス知識体系ガイド(BABOK)の入門書のような位置にある。本書に与えられるテンプレートを活用することで、要件定義を実践的に理解することができる。しかし実際のビジネスの場でどれほどに対応できるかは分からない。節末にはまとめやコラムがある。2024/01/26