出版社内容情報
国内の理工系教育現場におけるプログラミング導入教育では、現在でもC言語が多く採用されています。また、組込み系の開発現場でもC言語は現役です。本書は、そのような環境に身をおく人のための、Raspberry Piによる電子工作の解説書です。
OSやプログラム開発環境のセットアップからGPIO、カメラモジュールなど各種制御方法、さらに自走ロボットのアクチュエータ制御まで、電子工作に必要なポイントをやさしく説明しています。必要なパーツの型番も記載しているので、自作しながら読み進められます。
内容説明
電子工作ことはじめ。OSのインストールから自走ロボットの制御まで、きっちりしっかり学べます。
目次
Raspberry Piの概要
OSのセットアップ
プログラムの開発環境
LEDへの信号の出力(GPIOの出力を使う)
タクタイルスイッチによる信号の入力(GPIOの入力を使う)
PWM信号を使う
I2Cバスを使う
SPIバスを使う
Piカメラで撮影する
自走ロボットを製作する
自走ロボットを制御する(基礎編)
自走ロボットを制御する(応用編)
本書のChapter4~8で使用する配線図
著者等紹介
菊池達也[キクチタツヤ]
博士(工学)、技能検定1級(電子機器組立て)。東京都出身。職業訓練大学校(電子科卒)、東京都立科学技術大学大学院博士課程修了。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構に勤務。同機構のポリテクセンターおよびポリテクカレッジにて、電子情報系の教育訓練とキャリア支援に従事。また、Raspberry JAMやScratch Dayを企画して、子ども向けのプログラミング教育にも興味を持つ。受講者からはポリテク先生の愛称で親しまれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。