出版社内容情報
いまや普及期に入りつつあるIoT、興味のある方も多いのではないでしょうか。しかし電子工作に馴染みのない方にとっては、どこからどうはじめればよいのかわかりづらいことも多いでしょう。本書はそんなあなたに向けた一冊です。「ESP32」とういマイコンを使い、インターネットにつながる機器を実際に作っていきながら、IoT開発の世界に飛び込みましょう!
内容説明
温湿度センサで部屋の環境をグラフ化、電流センサで家庭の消費電力を可視化、サーモグラフィカメラで熱源を自動追跡。こんなにかんたん!IoTの最初の一歩。
目次
第1章 IoTの登場人物―インターネットと現実世界を繋げるために必要なものを知ろう
第2章 電子工作への第一歩―Lチカで「端末」を開発するための基本を知ろう
第3章 温度・湿度を可視化する―簡単なセンサデータをクラウドに送ってみよう
第4章 より実用的なセンサ端末を作る―消費電力を下げ、バッテリーで動かしてみよう
第5章 MicroPythonで制御する―C++ではなく、おなじみのPythonで制御してみよう
第6章 電力利用量を可視化する―複雑なセンサデータを端末側で処理して送信しよう
第7章 サーモグラフィカメラで熱分布を可視化する―「プレデター」の目のような動画を見られるWebカメラを作ろう
第8章 サーボモーターで熱源を追跡する―可視化だけでなく、モノを制御してみよう
著者等紹介
下島健彦[シモジマタケヒコ]
NECで組込みシステム向けリアルタイムOSの開発、米スタンフォード大学計算機科学科への留学を経て、インターネットプロバイダ事業BIGLOBEの立ち上げからメディア事業を担当。2015年ごろから個人でIoTデーター可視化サービス「Ambient」を開発、運営。現在、アンビエントデーター株式会社代表取締役。日本のM5Stackユーザーグループ主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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