出版社内容情報
電流や電圧などの電気・電子に関する値を計算するためのツールと考えれば、それほど深い説明は必要ありません。重要なのは、数学をツールとしてどう電気・電子の現象に適用するかです。本書は、数学の公式の厳密な証明や深い説明は極力避け、電気・電子分野でどう適用するかを中心に、例題を交えて、具体的にどう適用するかについて説明します。
目次
電気数学に関する基本事項
比例・反比例関係
関数
方程式
三角関数
ベクトル
指数・対数
行列
複素数
微分
積分
微分方程式
電気電子回路での応用
ベクトル解析
電磁気での応用
著者等紹介
早川潔[ハヤカワキヨシ]
1997年山梨大学大学院工学研究科博士後期課程社会・情報システム工学修了、工学(博士)。通商産業省工業技術院電子技術総合研究所情報アーキテクチャ部(現産業技術総合研究所)COE特別研究員。2000年九州工業大学工学部電気工学科講師。2005年大阪府立工業高等専門学校総合工学システム学科電子情報コース助教授。2017年大阪府立大学工業高等専門学校総合工学システム学科電子情報コース教授。専門:電子回路、組込み・計算機システム、並列計算。研究:構造物の損傷同定システムの開発、FPGAによるアプリケーションのハードウェア実行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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