数学への招待シリーズ<br> 圏論の道案内―矢印でえがく数学の世界

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数学への招待シリーズ
圏論の道案内―矢印でえがく数学の世界

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784297107239
  • NDC分類 411.6
  • Cコード C3041

出版社内容情報

第1章 道案内の前に

第2章 圏
①圏の定義1:対象と射、域と余域
②圏の定義2:合成
③圏の定義3:結合律
④圏の定義4:恒等射
⑤圏の定義:完全版
⑥圏の例1:前順序、半順序、全順序
⑦圏の例2:モノイドと群
⑧圏の例3:集合圏
⑨圏の例4:モノイドの圏

第3章 関手
①関手の定義
②関手の例1:順序を保つ写像、反変関手・双対圏
③関手の例2:hom 関手
④関手の例3:モノイド準同型(1)
⑤関手の例4:モノイド準同型(2)
⑥関手の例5:モノイド準同型(3)
⑦関手の例6:線型表現(1)
⑧関手の例7:線型表現(2)
発展 ⑨関手の例8:ホモロジー、ブラウワーの不動点定理

第4章 自然変換
①自然変換の定義1
②自然変換の定義2
③自然変換の例1:前順序集合に関する例
④自然変換の例2:hom 関手間の自然変換
⑤自然変換の例3:米田の補題
⑥自然変換の例4:単位系の変換
発展 ⑦自然変換の例5:絡作用素、ユニタリ同値、フーリエ変換
第3章・第4章のまとめ

第5章 普遍性
①終対象と始対象
②積と余積
③積関手
④線型代数の土壌
⑤極限と余極限の例
⑥射圏、そして一般射圏
⑦極限、余極限の定義

第6章 冪:プログラムの本質
①冪
②CCC

第7章 圏論的集合論
①トポス(topos)
②圏論的集合論

第8章 随伴
①積と冪との間の関係
②随伴

第9章 モナド
①随伴からモナドへ
②モナドの定義
③モナドから随伴へ
④計算効果とモナドとHaskell

第10章 道案内の後に
参考文献
索引
著者プロフィール

目次

第1章 道案内の前に
第2章 圏
第3章 関手
第4章 自然変換
第5章 普遍性
第6章 羃:プログラムの本質
第7章 圏論的集合論
第8章 随伴
第9章 モナド
第10章 道案内の後に

著者等紹介

西郷甲矢人[サイゴウハヤト]
1983年生まれ。長浜バイオ大学准教授。専門は数理物理学(非可換確率論)

能美十三[ノウミジュウゾウ]
1983年生まれ。会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

11
“圏論とは「異なるものの間の同じさ」をシステマティックに扱う数学的な枠組みだからである。およそ数学というもの自体、異なるものの間の同じさの追求であるともいえるので、圏論を「数学についての数学」 と思う こともできる。いやいや、それどころか、 あらゆる学問、 もっといえばあらゆる思考は「異なるものの間の 同じさ」を扱うものなのだから、圏論は「ありとあらゆる思考の結節点」となるに違いない”2020/01/30

izw

7
「圏論の地平線」https://bookmeter.com/books/20258418 を途中まで読んで、圏論についてもう少し知らないといけないなあ、と思って、インタビュアーを務めている西郷さんの入門書を読んでみることにした。前半はふむふむと思いながら読み進めたが、後半はだんだん分からなくなってきた。とりあえず最後まで読んでみたが、圏論の雰囲気に浸っただけ。再度じっくり読み返そうと思う。2024/09/28

みかん。

7
良い本だと感じました。2023/04/07

PenguinTrainer

4
公理などを使って数学を触ったことがある人に向けた圏論の話。 大学一年生で習うような、集合論等で使われる言葉をつかえて初めて圏、関手、自然変換等の基本的な内容を理解できるようになり、圏論における四則演算のような処理を扱えるようになる。 そんな基本から、どのように圏論を使うのかを道案内をしてくれる本。2023/01/28

センケイ (線形)

4
当書において繰り返し強調される自然変換、その意味をようやく理解できたように思う。非常に分かりやすく丁寧で、特に序盤は安心して理解が追い付いていける。それでもやはり数学書は数学書。当の4章およびその先は、いくつもの概念を前提を必要とするため、一度読んだだけでつかめないところも多かった。それでも、文章によるエッセンスの強調や、落ち着いて読めば分かるという指南から、2~3回読めば完璧でなないにせよ大体の理解ができたように思う。振り返ってみれば、なかなか刺激と興奮に満ち溢れた道のりであった。2019/09/28

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