OSSライセンスの教科書―ソフトウェア開発の現場で求められる適切な利用方法

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OSSライセンスの教科書―ソフトウェア開発の現場で求められる適切な利用方法

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784297100353
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

出版社内容情報

家電メーカーや自動車メーカーでは、組込みLinuxを筆頭に多くのOSS(オープンソースソフトウェア)が利用されていますが、ライセンスの定義は各社によって対応が異なっています。また、IoTによってさらにコンシューマ向け製品にOSSが利用されはじめています。そこで、本書では国内外のシンポジウムでOSSライセンスの取り扱いについて啓蒙する著者が、ソフトウェアライセンスの概念からOSS利用の戦略まで解説します。また、監修者として日本ならびに中国で知的財産取引などを専門とする岩井久美子弁護士が入ります。OSSを扱う開発現場に置いておきたい1冊です。

目次

第1部 基本編―OSSとOSSライセンス(オープンソースソフトウェアの基本;ソフトウェアライセンスの基本;寛容型ライセンスと互恵型ライセンス ほか)
第2部 実務編―ソフトウェア開発とOSS(OSSと構成管理;OSSライセンスと知的財産権;ソフトウェアのサプライチェーン問題 ほか)
第3部 戦略編―OSSイノベーション戦略(新しい技術層の登場―縁の下の力持ち技術層;独自技術のOSS開発;イノベーションとOSS)

著者等紹介

上田理[ウエダサトル]
早稲田大学理工学部前期博士課程修了。以後国内電気機器メーカーにてコンピュータ関連機器の商品企画やマーケティングなどに携わる。2003年初頭より家電機器向けのソフトウェア基盤にOSSを活用する業界横断プロジェクトの立ち上げに携わり現在に至る。所属企業ではOSS戦略立案、エンジニア向け教育なども行っている。LinuxCon、Embedded Linux Conference、Open Compliance Summitなど国際カンファレンスでの発表多数。2017年北東アジアOSS貢献者賞受賞

岩井久美子[イワイクミコ]
弁護士。曾我法律事務所所属。知的財産権を専門とし、海外進出する日本企業への支援を中心に、北京、上海、マニラ、バンコクなどで渉外法務に携わる。2011年から2014年まで特許庁の外郭団体である独立行政法人工業所有権情報研修館へ出向。国家試験知的財産管理技能検定委員。慶應義塾大学法学部法律学科修了、同大学院法務研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kochi

11
仕事関係。OSS、オープンソースソフトウェアは、コンピュータソフトウェアの自由な利用という考え方がベースになっていて、その設計図であるソースコードが公開されることが多く、利用者は自分で改良したり、再配布が可能な仕組みとなっている。Androidスマホは、この仕組みから生まれた製品の一例。本書は、OSSの考え方から導入にあたっての注意点などを、簡明に解説したもの。数あるOSSから代表的なものを選び出してそれらの特徴を解説し、注意点などを説明。また、企業での開発サイドも考慮した内容になっているので参考になる。2021/01/20

6
システム開発してる人には馴染み深いアレ。無料で使えるけど、権利侵害&ソースコード開示請求が来ないかと二の足を踏むことが多いアレ。地雷原を歩く様に必死にライセンス確認を行い、導入できるか検討する事が多いアレ。そんなOSS(オープンソースソフトウェア)ライセンスについて、頒布側・利用側視点で説明をしてくれる素晴らしい1冊。特にOSS利用時の管理方法の仕組みは必読とも言えそう。商用で初めてOSSを利用する場合は読んで損がない1冊。2018/11/25

Weapon

2
仕事で必要なので職場の図書館から借りて読んだ。1冊の本として構成されているので、基本から社内の布教活動までしっかりと説明してくれる。有名どころのOSSライセンスは英語と日本語のライセンス条文を並べて、具体的な説明をつけてくれるのでわかりやすい。 ただ、図解が少ない。法律的な文章だけで関係を正確に把握できる法律屋さんは良いかもしれないが、ソフト屋にはこれだけだとツラい部分が少なからずあった。事前知識があったのである程度読めたけど、この本だけでしっかり理解するのは難易度高い。2022/08/05

あず

2
個人開発や研究での成果物をOSSとして公開する時には「スクラッチだし、MITでいいか」とおざなりにしてきたライセンス。各ライセンスの理念や背景からOSS利用時における法的な関連知識まで、今までのふわっとした理解を固めるに丁度いい1冊でした。ただ、コミュニティ進化については読者への行動啓発感が強く、OSSコミュニティ特有の進化のメカニズム(エコシステムの話はありますが)への言及や解説が少し物足りなかったです。2018/12/11

よつば

1
重要なのは、理念を理解することなのかなと思う。 多少の差異はあるにしろ、共通するのは、公共の利益になるものであってほしいというものだと思う。 それに反した使い方でなければ、あまり恐れることはないかなと。 ただし、使用にあたっては、自己責任であることも自覚しておくべき。2022/01/03

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