出版社内容情報
優れたコンクリートを造るための虎の巻として「コンクリート名人養成講座・改訂版」を発行した2008年から18年がたち、コンクリートを巡る状況は当時と比べて大きく変わりました。新しい技術や基準類の改定などに合わせて同書の内容を全面的に見直した上で、日経コンストラクションで2025年に連載開始した「コンクリート師範養成講座」の記事14本を追加し、最新情報を網羅した決定版です。業界屈指の「コンクリート名人」たちが分かりやすく解説。押さえておきたい基本から、信頼性の高い構造物の造り方までこの1冊で品質確保は万全。コンクリート構造物の設計・施工に携わる技術者に必須の実践マニュアルです。
【目次】
写真でわかる・写真で見る
歴史に残るコンクリート構造物
生コンクリートの製造工程
コンクリート工事
コンクリートの不具合
基本編
1-1 施工計画
不測の事態への対処法を検討する
1-2 生コンの発注
良質な生コンの正しい買い方
1-3 生コンの受け入れ
現場に到着したコンクリートをよく観察する
1-4 圧送
コンクリート圧送は事前準備が肝要
1-5 打ち込み
材料分離を抑えるのが基本
1-6 締め固め
コンクリートの上手な締め固め
1-7 養生
温度変化と乾燥への対応が決め手
1-8 床仕上げ
技能者任せの床仕上げにしない
1-9 打ち継ぎ処理
打ち継ぎ目は構造物のアキレス腱
1-10 型枠・支保工
打設箇所ごとに異なる使い分け
1-11 鉄筋工事
かぶりが耐久性を保証する
中級編
2-1 骨材
単位水量を減らせる粒形と粒度
2-2 結合材
適材適所でセメントと混和材を使用
2-3 化学混和剤
化学混和剤を上手に使いこなす
2-4 スランプの定め方
構造物の条件と施工の条件に応じて設定
2-5 暑中コンクリート
暑中期は品質確保を忘れずに
2-6 寒中コンクリートなど
低温・雨・風からコンクリートを守る
2-7 マスコンクリート
温度ひび割れを未然に防ぐ
2-8 高流動コンクリート
生産性上げる高流動コンクリート
2-9 水中コンクリート
水中での分離を考慮して施工
2-10 検査
検査と品質管理は一体で
2-11 様々な不具合
発生メカニズムを理解し適切な対策を講じる
上級編
3-1 高強度コンクリート
粘性を考慮した製造と施工を
3-2 プレキャストコンクリート
プレキャスト工法で生産性を向上
3-3 生産性向上
生産性向上、待ったなし
3-4 環境負荷低減
コンクリートのCO2排出量を減らす
3-5 劣化のメカニズム
コンクリートの劣化要因を知ろう
3-6 点検と診断
目視を怠るべからず
3-7 延命化技術
予防保全が安価な延命化策
3-8 非破壊試験
条件や調査目的で使い分けが必要
3-9 耐久性照査
耐用年数と劣化要因を特定して評価
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