出版社内容情報
ハゲタカ・鷲津政彦が8年ぶりに帰ってくる!
小説家・真山仁氏の人気シリーズ「ハゲタカ」。2018年刊行の前作『シンドローム』に続く、待望の第6弾『チップス』がいよいよ発売!
舞台は台湾、テーマはいま最もホットな「台湾有事」と「半導体覇権」。
微細な半導体製造で世界一の技術を誇る台湾企業をめぐり、米国と中国が触手を伸ばす。そして、半導体産業の復活を狙う日本。ぶつかり合う大国の思惑に巻き込まれた鷲津正彦は、この難題をどう解くのか。
【目次】
5章 諸行無常〈承前〉
6章 風の前の塵
7章 盛者必衰
内容説明
時価総額130兆円を超える企業をどう手に入れるか。次世代半導体の量産に向けて、数兆円の国費を投入して巨大半導体メーカーを設立した日本。一方、世界トップの技術力を誇る台湾の半導体企業FSCは創業者の死後、経営が混乱。そんな最中に、米国や中国の巨大ファンドの買収合戦が勃発する。時価総額130兆円を超える巨大企業をどう手中に収めるか。ハゲタカファンドトップの鷲津政彦が仕掛ける戦略とは。台湾有事と企業買収―鷲津が挑む過去最大のミッション。
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962年大阪府生まれ。87年に同志社大学法学部政治学科を卒業し、中部読売新聞に入社。89年に退職し、フリーライターを経て2004年に『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ
86
やっぱり鷲巣の凄さを改めて思い知ったというか、こういう決着の付け方があるのかと驚きました。中国ではなくアメリカでもなく、日本だという最後の部分は、確かにこれなら台湾からすれば上手く事を収められるのではと感じました。それにしてもやはり細かな世界情勢とかはホントにわかりやすく描かれていて、それが勉強になるし、読みながら熱くなれるんでそこがこのシリーズの魅力だなと再確認出来ました。2026/02/25
PEN-F
28
ついに8年の時を経てハゲタカが帰ってきました。ホントにもう待ちくたびれたわ。でもそのぶん嬉しさもひとしおです。今回の買収対象企業はもちろん実名は変えてあるがTSMCとラピダス。やはり半導体関連できたかという思いと個人的にはイーロン・マスク氏率いるスペースXの買収を巡り、鷲津vsイーロンの攻防戦が見たかったという思いもある。今作は企業買収戦よりも中国、アメリカ、台湾、日本の置かれた状況を色濃く出した政治色が強かったように思えた。2026/02/24
天切り松
1
ワーグナー大統領は、アメリカのためになると自身が判断したら、威圧的な権力行使を断行する。 現実にイラン攻撃。 2026年に追いついてしまったので、ハゲタカには時代の先を行って欲しい。2026/03/01
ken_ken
1
★★★★2026/02/23
S
0
ハゲタカシリーズは初読だが、あまりの面白さに、二日間で上下巻を読了。 作者・真山仁氏がこれほど緻密なストーリーを構築し、鮮烈な心理戦を描き出した手腕に圧倒された。 映画化してほしい気持ちもあるが、まずはこの登場人物たちが織りなす濃密な心理戦、言葉の応酬を、ぜひ小説として多くの人に味わってほしい。 ラストの一行を読み終えた瞬間、また最初に戻りたくなる。上質なエンタメ小説に出会えた満足感でいっぱいだ。2026/02/21




