緩和ケアをポジティブに変える本―つらさを抱える患者にできることはもっとある

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緩和ケアをポジティブに変える本―つらさを抱える患者にできることはもっとある

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296208395
  • NDC分類 492
  • Cコード C3047

出版社内容情報

日々のケアに限界を感じていませんか?
東京下町で病棟と在宅、2つの場で活躍する「二刀流」の緩和ケア医で、自身もがんサバイバーの廣橋氏。様々な立場から患者と向き合ってきた著者が、悩める医療者も患者・家族も、より前向きになれる緩和ケアの実践法について解説。

患者が緩和ケアに求めるのは、苦痛の緩和だけではありません。「治療を続ける力」「希望を持ち続けるための支え」「普通の生活を取り戻す喜び」──。そんなポジティブな効果を生み出すための関わり方の極意を、多数の事例とともに紹介します。目の前の患者に、もっとできることはないのかと悩む、全ての医療者にお勧めの書。


【目次】

第1章 治療と緩和ケアの線引きはいらない
 「死や病気は苦しいもの」という常識を斬る
 「緩和ケアはまだ早い」と言う主治医
 がん治療中から受診できない緩和ケア外来
 あやしい治療を受ける患者を差別していないか 
 「延命したくない」患者への対応を考える

第2章 生活を取り戻すための症状コントロール
 痛みを取るだけでは患者は満足しない
 「痛いときの頓用」って結局いつ使えばいいの?
 がんによる呼吸困難を和らげる三種の神器
 「吐き気↓取りあえずプリンペラン」のワナ
 吐き気を訴える患者を見たら便秘を疑え
 【コラム】ガラパゴス化した日本の湿布

第3章 終末期でも最後まで諦めない
 医療用麻薬の注射と貼付薬どちらを選ぶか
 モルヒネ報道の悪影響を懸念する
 「何を食べてもいいですよ」の罪
 終末期患者の救いの神ガリガリ君
 病院より自宅でのせん妄に身構えるワケ
 【コラム】 終末期に起きるお風呂の奇跡

第4章 すれ違う患者の気持ち、医療者の気持ち
 がんを伝えた英国キャサリン妃の3つの勇気
 検査や治療を受ける患者の“ガクブル”な気持ち
 がん患者に予後をどう話していますか
 看取りに間に合わなかった家族
 亡くなったとき必ずお見送りしますか
 【コラム】最初にカルテのどこを見ますか?

第5章 医療者都合の連携から脱却を
 病院か在宅か、選択を迫っていないか
 診療情報提供書を渡すだけでは連携とは言えない
 「見捨てられ感」を払拭する2人主治医制
 「在宅医ガチャ」といわれる悲しい現実
 忘れてはいけない「他人を家に迎える負担」
 【コラム】「本人ファースト」の医療を

第6章 制度やルールの壁を乗り越え、希望をかなえる
 がんだけ特別? 緩和ケアの不平等 
 がん患者を脅かす高額療養費の限度額引き上げ
 若年がん患者が直面する困難
 「ホスピス」という言葉の甘いワナ
 ペットや喫煙の問題を通じて緩和ケアの本質を考える
【コラム】 最期に山登りしたい“あの”患者の希望

内容説明

「ケアに限界を感じていませんか?」病棟と在宅、2つの場で活躍する「二刀流」の緩和ケア医が悩める医療者も、患者もより前向きになれる実践法を紹介。異なる視点を知り患者・家族と関わる。生活を取り戻すための症状コントロールとは。治療と緩和ケアを線引きしない。ルールの壁を乗り越え希望をかなえる。

目次

第1章 治療と緩和ケアの線引きはいらない
第2章 生活を取り戻すための症状コントロール
第3章 終末期でも最後まで諦めない
第4章 すれ違う患者の気持ち、医療者の気持ち
第5章 医療者都合の連携から脱却を
第6章 制度やルールの壁を乗り越え、希望をかなえる

著者等紹介

廣橋猛[ヒロハシタケシ]
永寿総合病院 がん診療支援・緩和ケアセンター長。2005年東海大学医学部卒。三井記念病院内科などで研修後、2009年、緩和ケア医を志し、亀田総合病院疼痛・緩和ケア科、三井記念病院緩和ケア科に勤務。14年2月から現職。病院勤務と並行して、医療法人社団博腎会野中医院にて訪問診療にも携わる。病棟と在宅、2つの場で切れ目なく患者を診る「二刀流」の緩和ケア医。日本緩和医療学会緩和医療専門医・指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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