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出版社内容情報
IOWNとは何か
NTTトップが全貌を明らかに
ニュースなどで目にすることが増えた「IOWN(アイオン)」。
日本のみならず世界中で急速に広まりつつあるIOWNとは、一体何なのか――。
生成AIやメタバース、あらゆるモノがネットにつながるIoTの普及を背景として現在、世界の電力使用量は急拡大している。
莫大な電力が必要になっていくことは想像に難くない。
IOWNは、こうした状況の救世主となり得る、NTTが持つ最先端の光技術を使った次世代情報基盤である。
爆発的なデータ量の増加と、それに伴う大量の電力が消費されるであろう近い将来に、電力効率100倍(消費電力1/100)を目標に掲げるIOWNが必要とされることになる。
では、IOWNはどのようにサステナブルな未来を実現していくのか。
その技術的な背景や、我々の生活・社会に与える影響、具体的なユースケースなどをNTTのトップが徹底解説。
IOWNが世界に与えるインパクト、「IOWNの正体」を明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あみやけ
31
これはNTTの技術をNTTの方が書いているもので、可能性ばかり書かれていると考えることもできますが、それを差し引いても革新的な技術だと思いました。まさに「限界打破」です。ヒトの可能性はどんどん広がっていますね。ついていかないと。あと、国同士で競争する時代ではないのかもしれません。日本が何位かとかではなく、グローバルにヒト全体のことを考える時代なのかなと。いろんなことを悲観的に嘆くよりも、未来をみんなで考えていきたいですね。2025/02/08
Yukiko Yosuke
18
NTTが推進する「IOWN構想」。何故IOWNが必要か、どのように実現するか、誰と一緒にやっていくか、を平易に説明した本書。光電融合デバイスの小型化に成功し、オール光通信を実現することができ、IOWN構想の実現が加速度を上げて進みだした。低消費電力、高品質・大容量、低遅延を謳うこの技術革新は、爆発的に増えつつあるデータを活用する社会で必要になる技術である。後書きにある、現在の当たり前を当たり前と思うな、と言う川添さんの言葉にハッとさせられます。2025/05/10
takehiro
14
NTTが提唱するIOWN構想。これにより大容量、高速、高品質、低遅延、低消費電力の通信ネットワークが実現するそうです。2025/02/12
Haruki
6
IOWN2.0が始まろうとする現在の姿と思いを平易に説く。データセンターの強い需要による消費電力増加に対し、APNによる高効率、低遅延を価値としてユースケース開拓、実証含めて普及の土台を整えつつあることを紹介。IOWN1.0:DC2DC→2.0:Board2B→3.0:Package2P→4.0:Die2D(2032)と段階を踏まえ光電融合の技術開発も進めている。AIデータ活用のtsuzumi、宇宙事業NTT C89、コア光部品開発のNTTイノベーティブデバイス等、具体的な出口を固める取組みにも隙が無い。2025/02/16
静岡茶
4
フワッとした話が中心 TCP/IPが無くなり、様々なプロトコルが使えるようになってセキュリティ向上するのは新発見。独自プロトコル化はありえそう。商用化からそろそろ2年だが、インターネットのブレークスルーに期待2025/01/06
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