出版社内容情報
企業の閉塞感はアートでぶち破れ!時代はHOW経営からWOW経営へ!
世界的なコンサルティングファームのデロイト トーマツ コンサルティングと年間40点以上の作品を手がけるミューラル(壁画)アーティスト集団のオーバーオールズ。この2社が手を組んで、ビジネスシーンの閉塞感を打ち破る新たな経営理念を提唱する。それがHOW経営からWOW経営への大転換だ。
WOW経営とは、個々の社員の感情や気持ちを尊重し、ビジネスシーンで感情や気持ちをストレートに表現し、表現された感情や気持ちを通じて新しい価値を創造すること。そしてそのための手段として、アート(絵)を活用する。
本書では、WOWに注目する理由、WOW誕生の背景、なぜアートを使うのかなどを解説するとともに、アートを使った企業の事例を紹介する。さらにアートをビジネスに取り入れる方法を2つのケーススタディに基づいて解説する。最後に、本書のプロジェクトメンバーによるWOW経営をテーマにしたイベントを紹介。それぞれのメンバーが制作したアートとそこに込めた想いを披露することで、WOW経営の魅力を伝える。
内容説明
経営コンサルタント×壁画アーティスト=???組織の想いをアートで解き放つ。
目次
序章 なぜWOWに注目するのか
第1章 WOWはこうして生まれた
第2章 なぜアートなのか
第3章 アートを用いた企業変革事例
第4章 アートを体感する
第5章 協業への想いを描く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
WOWに注目: WOWを経営の出発点に WOW<HOWだ 感情や欲求は控えておく WOWを大事 なぜアートを用いるのか WOWはこうして生まれた: オーバーオールズの話 豊かなのに閉塞感を感じる不思議な国 パーパス迷子の国 時代はWOW HOWとWOW→分かれる価値観 企業ーHOW→WOWヘ なぜアートなのか: 組織に感情を取り戻す 企業変革事例 アートを体感: どう感じるかを疑似体験する 中長期ビジョンを部門に浸透させる 想いを込めた壁画を新オフィスに掲げる 協業への想いを描く2024/09/25
呑司 ゛クリケット“苅岡
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ヘラルボニーに関心があり、その関連で手にした本。どんだけやらしくがhowならばロジカルでなくレゾナンスを求めて行くことがwowだと言う論調に納得することが出来る。ただアートの捉え方は賛否の分かれる所だ。人を救うアートも在れば、そうでないアートもある。赤澤岳人が選択に言及しているが、選択のバイアスが共感と言う言葉に代替されることもあろうと思う。2024/12/23