出版社内容情報
建築や土木の専門記者が取材した、一歩踏み込んだ東京の再開発プロジェクトを豊富な写真や図面で紹介
2030年までに東京の景色が激変する。都内の主要な街に次々と大型施設が誕生。新しい街まで生まれようとしています。建築雑誌「日経アーキテクチュア」と土木雑誌「日経コンストラクション」、そして技術系ネット媒体「日経クロステック」の編集部が総力を挙げて取材した東京の未来を大公開します。
内容説明
麻布台や品川・高輪・浜松町、東京駅周辺、新宿、渋谷などの大規模プロジェクトを網羅。街づくりや都市計画に関わる全ての人たちの羅針盤。建設会社、建築設計事務所、不動産会社の人たち必読。
目次
第1章 麻布台・虎ノ門・六本木・赤坂
第2章 東京駅周辺・日本橋・八重洲・京橋
第3章 丸の内・内幸町・銀座
第4章 品川・高輪・三田・田町・浜松町
第5章 新宿・中野
第6章 渋谷・代々木・原宿・青山
第7章 お台場・晴海・豊洲・有明
第8章 横浜・川崎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしたけ
50
本業である不動産賃貸業の参考として、再開発の概要を掴むために読了。想像以上に多くの再開発が予定されており驚くとともに、過去の歴史や設計の拘りなども詳細に記録されており多方面で勉強になった。エリア別に紹介されており、麻布台虎ノ門六本木赤坂、東京日本橋八重洲京橋、丸の内内幸町銀座、品川高輪三田田町浜松町、新宿中野、渋谷代々木原宿青山、お台場晴海豊洲有明、横浜川崎の八章だて。やはり目を引くのは森ビルによる都心開発。1969年から開始したアークヒルズを起点にすると50年以上再開発を手掛けており抜きん出ている感有り2024/11/30
スプリント
6
2030年に向けて計画されている(施工された)大規模開発を紹介した本です。 ここまで大きな箱モノが人口減が続く日本に必要なのか心配になりますが最新の建築技術による建物や内部構造はワクワクしますね。 個人的には日本橋の上に覆いかぶさる首都高の移設にとても期待しています。2024/12/21
Go Extreme
2
麻布台ヒルズ:東京大改造の到達点、デザイナーと機能が複雑に絡み合う 虎ノ門ヒルズ:駅まち一体開発 赤坂:オフィスと娯楽・歴史が交じり合う街 日本橋:周辺5地区の同時開発・親水空間を連携整備 東京ミッドタウンはエス:複合開発の集大成 品川:陸海空の玄関口に 新宿西口:100年に1度の改造中 渋谷:高級ホテル急増で泊まる街に2024/05/18
momoi1523
1
知らなかった開発がたくさん。まだまだ東京は進化する。2024/08/19
わんこち君
1
東京の大規模開発は本当にすごい。一番は麻布台ヒルズでしょう。東京駅周辺や虎ノ門など、上げだしたらきりが無い。これほど沢山のスーパー職人もいないし、スーパーゼネコンも週休二日です。メーカーも数に限りがあるので工期は当然遅れるでしょう。何故ここまで高層にこだわるのでしょう。歌舞伎町タワーで225mですが、東京駅のトーチタワーは385mだそうです。東京に大震災は来ないのでしょうか。2024/06/11