城砦〈上〉

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城砦〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296204502
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

 忘れられた名著であるJ.A.クローニンの「城砦」が夏川草介氏の新訳でよみがえりました。英国の医師であり小説家だったクローニンと、日本の医師である「神様のカルテ」シリーズの著者である夏川草介氏。この時代を越えたコラボで新たに誕生したのが「新訳 城砦」です。
 本書は、医師の仕事に情熱を燃やす若き医師アンドルーが様々な苦難に立ち向かう半生を描いたものです。ある時は、医療制度に立ち向かい、ある時は、富や名声への渇望という自らの欲望に足をさらわれそうになりながら、希望の灯を絶やさない心の軌跡が描かれています。「何のために生きるのか?」「何のために働くのか?」そんな人生の難問に出逢った際、きっと本書から得るものがあるはずです。いつの時代であっても生きていればかならず遭遇する苦難や人生の落とし穴。あなたはどう対応しますか。

内容説明

「西の『城砦』、東の『白い巨塔』」と絶讃されたものの、いつの間にか忘れられていた名著が夏川草介氏の新訳で甦りました。大学を卒業したばかりの医師である主人公が、夢と情熱を持ち医師という仕事に挑む半生を綴ります。無知や打算、諦めなど“大人の事情”が存在する医療現場で、もがき続ける若き医師とそのパートナーの物語です。

著者等紹介

クローニン,アーチボルド・ジョセフ[クローニン,アーチボルドジョセフ] [Cronin,Archibald Joseph]
スコットランドの小説家、劇作家、ノンフィクション作家(1896年‐1981年)。グラスゴー大学で医学を学び、第一次世界大戦のイギリス海軍外科医として働いた経験を有する。南部ウェールズの鉱山町トレデガーで開業した経験を基に執筆したのが、ウェールズを舞台にした本書『城砦』である。『城砦』は日本に紹介されると同時にベストセラーとなり、同書の影響で医師を志した若者が多く、座右の書として摩り切れるまで読み返したという医師も少なくなかった

夏川草介[ナツカワソウスケ]
1978年生まれ、信州大学医学部卒。2009年に『神様のカルテ』(小学館)で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同シリーズは累計発行部数330万部のベストセラー。2024年本屋大賞ノミネート作の『スピノザの診察室』(水鈴社)などを執筆。本書は初の翻訳小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

158
夏川 草介は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。著者初翻訳の医師大河小説、上巻は一気読みでした。ジェフリー・アーチャーの雰囲気を感じました。続いて下巻へ。トータルの感想は、下巻読了後に。 https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/101000304/071900011/2024/09/13

ナミのママ

77
1924年、ウェールズの炭鉱町に助手として採用されて赴任したアンドルーは医師免許をもらったばかり。新米ながら正義感が強く融通が利かない、個性的な性格が作品の巻頭から描かれている。〈名著復活〉として夏川草介さんが訳した医療小説は異国の古い時代の作品だが読みやすく、胸を打つものがある。不器用かと思えばしたたかでもあり、感情的になるが反省もする、とても魅力的な主人公だ。医師としての経験とともに少しずつ頭角を表していく主人公、彼の人生はどう変わっていくのか、下巻へ。2024/09/22

mike

76
20世紀初頭のイギリスの鉱山町に赴任して来た若き医師アンドルー。意気揚々とやって来た彼を待っていたのは旧態依然とした悪しき伝統や排他的な住民。熱い思いが空回りし、彼は孤立し窮地に追い込まれる。しかし、彼の真摯な姿勢は認められ周囲を少しずつ変えていく。読友さんから、登場人物が多いので人物図を書き出すことを勧められた。大正解!翻訳は夏川さんのせいかとても読みやすく、波乱万丈の主人公の人生に引き込まれる。さて、下巻へ進もう。2024/12/22

名古屋ケムンパス

51
間違いのない名著です。夏川先生に翻訳された文章は堅苦しさを感じさせず、鉱山町に赴任した若き医師の成長の姿が生き生きと描かれ、まるで本人を間近で見つめてきたかのようです。医師である主人公のアンドルーは高い理想像を思い描きながら診療所に患者と向き合いますが、時に悩み、苦しみ、怯え、怒り、喜び、現実とのギャップを埋めるべく日夜診察を続けるのです。上巻では、献身的な賢妻の支えを得て、彼の努力が大きな飛躍の手掛かりを掴みかけるのです。2025/03/12

mayumi

23
名著復刊。かつては西の「城砦」、東の「白い巨塔」と絶賛されていたらしい。本作を読んで医師を志した人も多いとか。大学を卒業したばかりの若者・アンドルー・マンスンが医師として悩み、成長していく物語。翻訳は「神様のカルテ」の夏川草介氏。とても読みやすい訳で面白い。2024/09/01

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