日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか

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日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296204236
  • NDC分類 564.067
  • Cコード C0034

出版社内容情報

USスチールを2兆円で買収する大胆な決断は、この変革の延長線上にあった!

過去最大の最終赤字4300億円を計上した年から約5年、瞬く間に復活し戦線を拡大する日本製鉄。
その裏には、血のにじむような構造改革とやるべきことを最短距離で実行する企業風土への変容があった。
「動きが重い」と言われてきたかつての姿は、もうそこにはない。
重厚長大産業の中でも、代表格である日本製鉄の「転生」を描いたノンフィクションが誕生。

日本の伝統的な大企業はこんなにも変われる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

110
仕事柄、日本製鉄さんとは長いお付き合いで、企業体質も十分に承知しているだけに、今回の橋本改革がどれほど画期的であるかはよく分っている積りである。国内製鉄所の再編、顧客との価格交渉の厳格化、海外での積極買収などの矢継ぎ早の変革が紹介される。橋本社長の経営者としての卓抜さの賜物ではあるが、これだけの巨大企業で、短期間でこれほど抜本的な改革が、なぜ実現できたかという企業風土に迫ってほしかった。スーパーヒーローが活躍する劇画のように企業活動を描くのは、経済誌記者の常套手段とは言え、薄っぺらい印象が拭えない。2024/04/07

まーくん

101
日本を代表する大企業で、一時は世界最大の粗鋼生産量を誇った日本製鉄であるが、近年は中国勢の進出と同社自身の余剰設備が足枷となり業績が悪化していた。2019年に就任した橋本英二社長の強力なリーダーシップの下、呉地区の全面閉鎖や一部製鉄所の高炉休止などのリストラ、およびトヨタ自動車など大口需要者との訴訟をも伴う厳しい値上げ交渉を経て、短期間で業績のV字回復を果たした。将来課題として製鉄工程におけるCO2排出量の劇的削減を 目指し、コークスの代わりに水素を用いる「水素還元製鉄」プロジェクトを進めている。⇒2025/01/18

ぶ~よん

83
ある程度の知識人でないと、教科書に出てくる巨大企業が大ピンチであることに、気付きもしないであろう。24時間365日製品を作り続けなければならない高炉は、とにかく不況に弱い。日本製鉄の決断は選択と集中、そして薄利多売からの脱却。呉や鹿島での生活基盤を奪われた人達の痛みは推し量れるものではないが、大出血を伴う手術が必要な状態だったということ。水素還元製鉄、USスチール買収、技術的にも経済的にも岐路に立っている大企業。どこに終着するかは分からないけど、熱い人間達のドラマは現在進行系で行われている。鉄は国家なり!2024/10/07

みき

57
血湧き肉躍るビジネスノンフィクション。ビジネス本が好きな人はぜひ手に取って欲しい。日本製鉄がいかに問題だったのか、そこからどう立ち直ったのかということがつぶさに記載されている。この本を読むと会社の規模の大きさが改革をしないことの言い訳にはならないことが圧倒的に理解出来る。そして覚悟を持った有能なトップ、そしてそれを取り巻く負けず劣らず有能な人たちも非常に魅力的でもある。この本の主人公たる社長さんは退任の予定だそうだか後任は大変そう。ぜひ頑張って欲しい。2024/05/07

PEN-F

42
最終ユーザーに直接届くような完成品メーカーは世界でのシェアを落としつつあるが、素材メーカー、本書にある日本製鉄も含めて、特に先端素材を武器にしている企業はまだまだ世界で高シェアを取れると思わせる一冊。USスチール買収がバイデン大統領によって暗礁に乗り上げてしまったが、もはや国内需要が伸びることがない中、高炉一貫生産ができるUSスチールの製鉄所はなんとしても手に入れたいところでしょう。それにしても、様々な思惑があるにせよ民間企業同士のM &Aに国が横槍を入れるのはいかがなものか。2025/01/11

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