感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pohcho
55
先に対談集から読んでしまったけど、前作未読でも楽しく興味深く読めた。爆笑問題の太田さん始め対談相手がそれぞれとても素敵だったが、中でも50代キャリアウーマンのM女史がズケズケ言う人で面白かった。自分の実家の母(80代半ば独り暮らし)のところには現在月二回ヘルパーさんが風呂・トイレ掃除にきてくれているが、今後どうしていけばいいのかなと思いつつ。いろんな方の介護体験談を興味深く読む。 (お役所が「テレワーク介護」とか言ってるのはびっくり)「親不孝介護」もそのうち読む予定。2024/03/25
Tenouji
20
「親不孝介護」はシリーズ化しそうな勢いだが、内容は、面白い。考えさせられるし、気づきがあるなぁ。多様な人生をや事情を抱えた高齢者が、歌で一つになるというのも、なんだかとても大切なことが隠れてそうで、興味深いね。2023/11/29
なりぶぅ
10
『医療が反抗戦なら介護は撤退戦、できるだけ犠牲を少なくしつつ最期の日まで戦う』まさしく的を射る表現だと思う。介護保険は介護を社会化するためのものだった筈なのに、実際は未だに家族に介護を押し付けるような細かい規定もあったりして使いづらい部分もあるのは事実。それでも今あるサービスを活用すれば介護離職をすることもなく、親ともいい距離を保ちつつ最期の日まで悔恨を残すことなく過ごすことが出来ると思う。そのためにはやはり第三者に相談することが大事。例え離れていても家族に出来ることは沢山あると介護職の私からも伝えたい。2024/03/11
りょう
2
「親不孝介護」の続編、色んな人との対談を収めた本を読んで見ました。なんか、介護を美談にしすぎているような気がどうしてもするんです。そんなに、美談なものばかりじゃない、不条理がいっぱいだと思うんですけど。2024/04/06
skr-shower
2
家庭に介護を閉じ込めないために介護保険ができたのに、結局家族が殺人犯になるほど追い詰められる。そんなことになるなら親不孝介護の方が良い、と言い切れないのがなんとも心苦しい。介護は撤退戦、撤退こそが難しい。2024/01/30