専門医がやさしく教える 慢性腎臓病フォローアップの勘所―薬剤師力がぐんぐん伸びる

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専門医がやさしく教える 慢性腎臓病フォローアップの勘所―薬剤師力がぐんぐん伸びる

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296202959
  • NDC分類 494.93
  • Cコード C3047

出版社内容情報

 腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く状態である慢性腎臓病(CKD)。我が国には約1330万人のCKD患者がいるとされ(2011年時点)、中でも80歳台では2人に1人と、超高齢社会を迎え患者数は右肩上がりに増えています。CKD患者は末期腎不全や心血管疾患のリスクが高く、放置すれば人工透析の導入や心筋梗塞・脳卒中を来し得ることから、発症・進展を防ぐことが欠かせません。早期発見には定期的な健診が重要だが、加えて進展予防には、糖尿病や高血圧など生活習慣病の管理が重要になります。
 本書は、こうしたCKD患者に外来で日々対応している薬局薬剤師向けに、患者フォローアップに必要な知識をまとめた解説本です。
 現状、薬局薬剤師は「腎機能が低下している患者」と聞くと、腎機能に応じて投与量の変更を要する薬剤が多いことから、薬(処方内容)のチェックに注力しがちです。しかし、患者の重症化予防を考えた時、それだけでは不十分であり、腎機能が低下した患者の薬物療法を、食事・運動などの生活習慣も含めて適切に管理していく視点が求められます。
 折しも、2019年の医薬品医療機器等法(薬機法)改正により、薬剤師による服薬後フォローアップおよび医師への情報提供が義務化されました。薬を手渡すまででなく、薬を交付した後も、さらにもう一歩踏み込んで患者をサポートする役割が求められ、そのための知識習得が欠かせなくなっています。
 本書は、CKD患者に対応する上で必要な知識を、「基礎編」「管理・指導編」「カンファレンス編」に分けて解説。腎臓専門医が最新の知見を基に、難しい話をやさしく解説します。2023年6月に改訂された日本腎臓学会「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023」にも対応しており、読みやすく、明日からの業務にすぐ役立つ内容となっています。「腎機能をこれ以上悪くさせないためには」「透析導入の期間を遅らせるには」「CKD患者の心血管イベントリスクを減らすには」――。目の前の腎臓が悪い患者に何ができるか、どう関わっていけばいいかを考える、現場の第一線で働く薬剤師必携の1冊です。

内容説明

月刊誌「日経DIプレミアム版」の人気連載を加筆・再構成し、書籍化!腎機能をこれ以上悪化させないためには?CKD患者の心血管イベントリスクを減らすには?目の前の腎臓が悪い患者に何ができるか、どう関わっていけばいいかが分かる。現場の第一線で働く薬剤師必携の1冊!急増する慢性腎臓病(CKD)患者のフォローアップに必要な知識を、腎臓専門医が最新の知見を基にやさしく解説。「CKD診療ガイドライン2023」にも対応。

目次

1 基礎編(CKDの定義と重症度分類―重症度分類の「マスの位置」を意識しよう;CKDの原疾患は?―透析導入の多い3大疾患を押さえよう;透析導入までの期間―原疾患によってGFR低下の経過は異なる;血液検査結果の見方―腎予後を予測しフォローアップに生かす ほか)
2 管理指導編(血圧 患者の降圧目標を知ろう―CKD管理の第一歩は家庭血圧の測定から;血圧 高血圧患者への薬剤選択は?―ARBが推奨される患者は実は限られる;血圧 降圧薬の副作用管理は?―過降圧による腎血流量減少に注意;血圧 高齢者の降圧管理―生活変化がもたらす血圧への影響に注意 ほか)
3 カンファレンス編(糖尿病性腎症の高齢患者注意すべき薬は?;eGFR 32mL/分/1.73m2の72歳男性透析導入を遅らせるためには?)

著者等紹介

長澤将[ナガサワタスク]
東北大学病院腎臓・高血圧内科講師。宮城県仙台第二高等学校卒業、2003年東北大学医学部卒業後、複数病院勤務、米国Medical College of Wisconsin留学を経て、18年東北大学腎・高血圧・内分泌科助教、19年より現職。腎臓病に関する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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