内容説明
中学受験で伸びる子=自分で勉強する子。「学力の土台作り」から考える、逆算式絶対合格ロードマップ。自走力を身に付け「正しい逆算」で受験に備える。
目次
第1章 忙しい親こそ「正しい逆算」で受験に備える
第2章 受験成功のカギは「自走できる子」
第3章 「自走できる子」の親が家庭でやっていること
第4章 中学受験に必要な「学力の土台作り」―言葉・計算編
第5章 中学受験に必要な「学力の土台作り」―実体験・学習習慣編
第6章 低学年の時期こそ親ができる受験の下準備を
第7章 忙しい親の受験の悩みに答える16の金言
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羽
13
2歳になったばかりの自分の子どもにしてあげられることは2つ。なごやかな親子関係を築くこと。そして、好きなことに熱中させてあげること。好奇心が旺盛な子なので、そのまま大きくなれるよう見守りたいです。算数や数学が得意な子は、小さい頃におえかきやらくがきが好きだったそうです。また、図形が得意な子は手先が器用な子が多く、図形に親しめるおりがみもおすすめとのことです。数字カードでの遊び方、数を意識した会話なども取り入れていきたいです。2025/02/19
coldsurgeon
9
孫の教育に口を挟むつもりは全くないが、自分が不用意な言葉をかけて、孫の未来を損なったり、学ぶ意欲を無くしたくないと思い読み始めた。子供が自走するという表現をとり、自ら積極的に勉強する姿勢を生み出し助けることが大切だ。教育機会を増やして過剰な勉強時間を負わせ、教育虐待とならぬように親は配慮すべきだろう。自分の子育てを振り返れば、自走できる子の育て方からは離れた状況であった。ジジとしては今まで通り、読書の共通話題を語れるようにしよう。2023/07/19
きっちんきりん
5
中学受験=恐ろしく大変、というイメージが叫ばれる中、現場を見ている方の温度感が伝わってきて「このくらいの温度感がいいんじゃない」に安心しました。 (うちが受験するかどうかもまだわかりませんが😅) 幼児ドリル否定派、実体験支持派。 「かさ」が分からない子が多いから液体計量の実体験をつむとよろしい。 断捨離しすぎると、刷り込みや学習のきっかけが少なくなるからほどほどに。2023/09/06
あっこ@♪
1
買ったのは少し前ですが、子供が小3になり、中受どーしよ?と思って読み進めました。事前準備の話しが多いので、もう少し前に読んだほうが良かったなと反省。勉強嫌いにならないために、勉強しなさーいとか言いたくないけど、やらなさすぎるので、ついつい言ってしまう、、、本の通りにはできないものです😅2025/04/12
Hisashi Tokunaga
1
本書で述べられている所論は小学校過程の子育てに共通する教育論でもあろう。中学受験の需要が増大する理由を徹底して掘り下げて欲しかった。今の中学受験の増大をどう見るのか?所詮東京圏や関西圏ほか主要大都市での変化なんじゃないか?中国、韓国など大学受験が過熱している国々の中学受験はどうなんだろう?偏差値があがってる中学校にはどんな価値があるの?無試験公立中学校とどこが異なるのかも掘り下げて欲しかった。難関中学が高校も含めて思ってるほど良質とも思えないがどう?家庭教育と、本人こそ原点なんだ思い知る。2024/04/19