SI企業の進む道 - 業界歴40年のSEが現役世代に託すバトン

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SI企業の進む道 - 業界歴40年のSEが現役世代に託すバトン

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  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296200832
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

★40年の経験が見抜いたSI企業の強み・弱み
★未来を描くのに欠かせない示唆、満載

 国がSI企業をどのように見ているかご存じでしょうか。一言で表せば「日本企業の浮沈を握るカギ」だと考えています。大げさに聞こえるかもしれませんが、昨今のDX関連の制度設計を見れば、その本気度がわかると思います。

 それらDX制度設計を手掛けた中心人物の1人が本書の著者です。野村総合研究所に長く勤めた後、SCSKの顧問になるとともに、2021年3月まで情報処理推進機構(IPA)の参与として働いていました。IPAではDX推進責任者を務め、「DX認定制度」の設立に関わっています。IPAは主に経済産業省の政策執行機関ですので、政府目線でこの国のSI企業を見ていた人物の1人なのです。

 同時に著者は、SEとして40年の経験がある大先輩です。本書ではその経験を基に、SI企業の「強み」と「弱み」、そして「DX」を冷静に分析しています。若い人にはピンとこない話があるかもしれませんが、長年の経験がないとたどり着けない内容が多く、示唆に富んでいます。なぜ基幹系システムは今のような状態になってしまったのか、この先どうするべきなのか、未来ビジョンを描く前にするべきことは何か――。

 著者は、本書の最後にこう述べています。

「本書は、私の40年を超えるIT技術者としての活動を検証し、結果的に現在の状況をつくってしまった罪を自分自身に問い続ける内容です。ソフトウエア開発技術の発達が不十分であったことが最大の原因ですが、技術変化への対応に遅れ、仕方ないで済まされない大きな問題を作り続けた責任は重いと思っています。」

 数々の実績を残してきた著者が発したこの重い言葉。次世代のエンジニアは何を感じるでしょうか。SI業界に勤める人なら、一度は読んでおきたい1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蟹をこよなく愛する大学生

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積読本の消化。最初の部分のSIerがなぜ存在するかの部分は納得。入社後からずっと不思議に思ってた内容が腑落ちした。SIerが何たるか、自分の経験を言語化する形でよく理解できたかな。要件定義の精度がプロジェクトの質に直結する点も納得。直近で要件定義の曖昧さに左右されたことがあった。これからの〜の部分でIT負債の解決とDXの部分についても納得。だけど、これから、自分はどうする?どんなソリューションを学んでいく?やっぱり統計かな。面白いし。2024/05/02

だんだん

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自身はいわゆるSIer側の立場だが、これからの日本におけるITの扱いを重要視するべし(ユーザもSIerも)、そしてユーザが積極的にITをハンドリングすべし、という提言は新鮮だった。SIer側にもこういった志の高い人たちがユーザを引っ張っていくことで意識醸成していくことだまず大事なんだろうな。2023/06/16

タキオン

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SIer管理職が読む場合は常識的な内容が細かく書かれてるので、そう人にとっては無駄にページが多い印象。 だが、学べた点もある。2023/03/05

Arata Fujimura

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"大規模なソフトウェアの品質を守りながら構築していく技術は、日本が進んでいると思う。というのも、厳しい顧客との契約条件の中で、大規模ITシステムプロジェクトを実施しているのは日本だけだからだ。" 一体誰を見て開発しているのか。なぜこんなやり方をしているのは日本だけなのか。その日本がどういった状況になっているのか。明後日の方向での進みをアピールしてどうすんだ。ななめ読みでも限界。2023/02/02

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