システム開発成功のカギは「オーナーシップ」にあり―ITを経営の力とするために

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システム開発成功のカギは「オーナーシップ」にあり―ITを経営の力とするために

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  • サイズ 46判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296200177
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0034

出版社内容情報

経営にとって重要なことだとわかっていても、システム開発の成功やITによる経営改革、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進はなかなかうまくいかず、むしろ失敗する確率のほうが高いのが現実だ。では、どうすれば成功の確率を高めることができるのか。

東京海上火災保険のIT部門を皮切りに、日本取引所グループCIO、さらにITコーディネータ協会会長を含め、45年にわたってITの世界に関わってきた筆者が成功のカギとして挙げるのが「オーナーシップ」だ。本書では、著者の長年の経験をもとに「オーナーシップ」の重要性と、それを実行する上でのポイントを解説する。

オーナシップを明確にすることで、経営者や事業部門がITやデジタル技術と聞いたとたんに「それは任せる」と逃げず、自分ごととして考えるようになる。それこそがシステム開発の成功において最も重要なのだと著者は説く。

また、東京海上日動火災保険が、経営者や事業部門がオーナーシップを発揮するために生み出し、20年以上にわたって実施している「アプリケーション・オーナー制度」についても詳説する。同制度によって東京海上日動のシステムトラブルは劇的に減った。

さらに、中堅中小企業の経営とITの関係、DXを実現させる経営にとって必要なものは何か、DX推進の教科書となる「デジタルガバナンス・コード」、システム開発の際に企業とITベンダーが交わすべき契約のあり方などに関しても、オーナーシップに絡めながら解説する。

企業経営者、システム担当役員をはじめ、企業の情報システム部門、ITベンダー、ITコンサルタントなど、システム開発に関わる方必読の1冊。

<目次>
第1章 システム開発を成功に導く アプリケーション・オーナー制度
第2章 中堅・中小企業は もっとITを経営に生かせる
第3章 DXは経営そのもの、経営者はビジョンとプロセスにこだわれ
第4章 モデル契約書で開発を自分ごとにする
第5章 システム開発は新たな価値を生む 楽しさに満ちた場だ

内容説明

アプリケーション・オーナー制度で開発トラブルが激減。中小企業、「80人の壁」の超え方。DXに不可欠な本当の人材。システム裁判を避ける方法。ITと経営、DXを巡る難題解決のヒント満載。

目次

第1章 システム開発を成功に導くアプリケーション・オーナー制度(コミュニケーションギャップが開発失敗の最大要因;世にはびこる「牛の道」システム、まずプロセスに目を向ける ほか)
第2章 中堅・中小企業はもっとITを経営に生かせる(「スマホ買い替え」感覚でシステムを導入してはならない;ある中小企業の挑戦「ITベンダーの話はピー、ヒャラヒャラ」と言った経営者がひょう変 ほか)
第3章 DXは経営そのもの、経営者はビジョンとプロセスにこだわれ(DXに「魔法のランプ」無し、デジタル化より先に考えるべきこと;「顧客目線の全体最適」なくしてDXなし、経営者は現場の抵抗を打ち砕く覚悟を ほか)
第4章 モデル契約書で開発を自分ごとにする(ITを経営の力として生かす必須条件;システム開発の失敗を巡る2つの裁判、ユーザーとベンダーの「契約書」に疑問符)
第5章 システム開発は新たな価値を生む楽しさに満ちた場だ(基幹システムにも必要な「遷宮」、経営者も開発プロセスの楽しさを体感すべし;アジャイルでウオーターフォールよりひどい失敗、原因は経営とSEの双方にあり ほか)

著者等紹介

澁谷裕以[シブヤヒロユキ]
2009年から2013年まで東京海上日動火災保険と東京海上ホールディングスの執行役員IT企画部長を務め、2015年から2017年まで日本取引所グループの常務執行役CIO。2017年6月から2022年6月までの5年間、ITコーディネーター協会会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。